古文書ことはじめ番外編 村明細帳の村と百姓 農耕・作間稼ぎから見る百姓
  • 教室開催

  • 渡辺先生
  • 渡辺 忠司(佛教大学名誉教授)
講師詳細

 
農耕専一の民、百姓は近世の村に住み、高持・無高の区分はありましたが、農耕に従事し、近世社会の基盤を支えた圧倒的多数者です。しかし、すべてが農耕だけに従事していたわけではありませんが、農耕を起点にした暮らしでした。村明細帳は百姓・村の概要を知る好都合な記録ですが、従来から虚実ない交ぜで、必ずしも百姓・村の実態を示しているわではありません。改めて村明細帳を読み直し、「百姓」の実態に迫ってみましょう。



会場:大阪・中之島教室

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注意事項

会場は大阪・中之島教室です

日程
2023/6/9
曜日・時間
金曜 13:00~14:30
回数
1回
受講料(税込)
会員 3,080円 一般 3,410円
設備費(税込)
110円
持ち物など
教材として、当日の教室でプリントをお配りします。プリント代は実費をいただきます。
その他
窓口でお手続きの方は、ちらし歴史15をご確認ください。

講師詳細

渡辺 忠司(ワタナベ タダシ)
1947年生。大阪経済大学大学院経済学研究科博士課程修了。博士(経済学)。専門は日本近世史・経済史。著書に『町人の都大坂物語』(中公新書)『大坂町奉行と支配所・支配国』(東方出版)『近世社会と百姓成立』(思文閣出版)『大津代官所同心記録』(清文堂)『大坂遊覧』(東方出版)『近世徴租法成立史の研究』(清文堂)など。