バッハとピアノ表現の新しい可能性
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  • 武久 源造(鍵盤楽器奏者)
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バッハは、チェンバロやクラヴィコードの他に、新鋭楽器であるピアノに、そうとう関係していました。しかし、彼はそもそもピアノを弾いていた、と言えるのか?弾いたとしたら、どのくらい、どのように弾いたのか? これらの疑問に答えてくれるのが、ジルバーマン・ピアノです。私は、この15年ほどこのピアノを愛用し、そのハンマーやダンパーなどの部品を自前で自作して、このピアノの表現の可能性を追求してきました。今回のレクチャーでは、そのことをもう一度始めから分かりやすくご説明してみたいと思います。

【紹介曲】 
バッハ: オルガン・小曲集より 「我は天より下り」 BWV606 (ペダル・チェンバロでの演奏)
半音階的幻想曲とフーガ BWV903(ジルバーマン・ピアノでの演奏) ほか

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日程
2023/3/31
曜日・時間
金曜 15:30~17:00
回数
1回
受講料(税込)
会員 3,333円 一般 3,553円

講師詳細

武久 源造(タケヒサ ゲンゾウ)
1957年生まれ。1984年東京芸術大学大学院音楽研究科修了。チェンバロ、ピアノ、オルガンを中心に各種鍵盤楽器を駆使して中世から現代まで幅広いジャンルにわたり 様々なレパートリーを持つ。特にブクステフーデ、バッハなどのドイツ鍵盤作品では、その独特で的確な解釈に内外から支持が寄せられている。また、作曲、編曲作品を発表し好評を得ている。音楽的解釈とともに、楽器製作の過程についても造詣が深く、楽器の構造的特色を最大限に引き出す演奏が、楽器製作家たちからも高く評価されている。91年「国際チェンバロ製作家コンテスト」(アメリカ・アトランタ)、また97年および01年、第7回および第11回「古楽コンクール」(山梨)、ほか多数のコンクールに審査員として招かれる。ソロでの活動とともに、00年に器楽・声楽アンサンブル「コンヴェルスム・ムジクム」を結成し、指揮・編曲活動にも力を注ぎ、常に新しく、また充実した音楽を追求し続けている。02年から毎年、韓国からの招請による「コンヴェルスム・ムジクム韓国公演」を行い、両国の音楽文化の交流に大きな役割を果たした。91年よりプロデュースも含め20作品以上のCDをALM RECORDSよりリリース。中でも「鍵盤音楽の領域」(Vol.6~9)、チェンバロによる「ゴールトベルク変奏曲」、「J.S.バッハオルガン作品集 Vol.1」、オルガン作品集「最愛のイエスよ」、ほか多数の作品が、「レコード芸術」誌の特選盤となる快挙を成し遂げている。02年、著書「新しい人は新しい音楽をする」(アルク出版企画)を出版。各方面から注目を集め、好評を得ている。05年より鍵盤楽器の新領域とも言えるシンフォニーのピアノ連弾版に取り組み多方面から注目を集めている。