纒向遺跡の暦年代 纒向学講座(13)

  • 今津 節生先生
  • 寺澤 薫先生
  • 植野 浩三先生
  • 今津 節生(奈良大学教授)
  • 植野 浩三(奈良大学文学部文化財学科教授)
  • 寺澤 薫(桜井市纒向学研究センター所長)
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講師詳細

纒向遺跡が栄えた年代を正しく把握することは、ヤマト王権の成立事情や倭王卑弥呼の政体との関係を明らかにする上で前提となる極めて重要な事案です。纒向遺跡がおよそ3世紀に収まる遺跡であることはすでに多くの研究によって認められつつある見識ですが、邪馬台国九州説に拘泥し、4世紀の遺跡であるとする主張も絶えません。弥生土器・土師器の編年と舶載品の年代観によるもの、須恵器の製作年代や朝鮮半島情勢によるもの、自然科学的手法という3つの正当な年代決定の手続きから、纒向が3世紀の遺跡であることを明らかにします。

① 4月 20日  文化財科学から見た纒向遺跡の暦年代と諸様相    今津 節生
② 5月 18日  舶載中国製文物の年代から見た纒向遺跡の暦年代  寺澤  薫
③ 6月  8日  須恵器の製作年代から見た纒向遺跡の年代観      植野 浩三


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注意事項

教材としてプリントをお配りする場合、実費(1枚20円)をいただきます。

日程
2019/4/20, 5/18, 6/8
曜日・時間
第3週 土曜 10:30~12:00
回数
3回
受講料(税込)
会員 8,748円 一般 9,720円
その他
【日程が、パンフレット記載のものから変更になっています】 <誤>6月29日 → <正>6月8日
窓口でお手続きされる方はちらし6をご確認ください。
6月は第2週

講師詳細

今津 節生(イマヅ セツオ)
福島県立博物館、奈良県立橿原考古学研究所、九州国立博物館を経て、2016年より現職。専門は文化財科学。出土遺物の保存や文化財の科学調査を行っている。近著に『阿修羅像のひみつ』(朝日新聞出版)など。
植野 浩三(ウエノ コウソウ)
奈良大学文学部史学科卒業。1980年より奈良大学文学部文化財学科に赴任。論文に「日本の須恵器生産の開始と展開」、「韓国の土器窯集成」など。日本の古墳時代や日韓の土器生産について調査・研究を行う。
寺澤 薫(テラサワ カオル)
1950年東京都生まれ。同志社大学文学部卒業。シルクロード学研究センター、国際日本文化研究センター(客員)、奈良県教育委員会、奈良県立橿原考古学研究所調査研究部長などをへて現職。主な著書に『王権誕生』(講談社)、『青銅器のマツリと政治社会』『王権と都市の形成史論』『弥生時代の年代と交流』(吉川弘文館)ほか。