日本美術の諸問題~興福寺
  • 教室開催

  • 小林 裕子(京都橘大学教授)
講師詳細

本講座では、飛鳥時代から鎌倉時代までに制作された仏像や仏画の優品を一作例ずつとりあげ、作品の見どころをご紹介していきます。さらに、いつ誰がいかなる目的をもって制作したのか、作品をとりまく歴史的背景や最近の研究成果などをとり混ぜながら多角的に理解を深めます。講座中、作品にかかわる文献史料や図面を使用しますが、ゆっくりわかりやすく説明いたしますので、はじめての方でも安心してご参加ください。

この講座は終了しました
日程
2023/7/21, 7/28, 9/22
曜日・時間
金曜 13:00~14:30
回数
3回
受講料(税込)
会員 9,570円 一般 10,560円
設備費(税込)
330円
その他
7月2回と9月1回(8月はお休み)
窓口でお手続きされる方は、ちらし11をご確認ください。

講師詳細

小林 裕子(コバヤシ ユウコ)
早稲田大学大学院美術史専攻博士課程修了。博士(文学)。専門は日本古代仏教美術史。現在、京都橘大学文学部歴史遺産学科教授、早稲田大学奈良美術研究所招聘研究員。著書は『興福寺創建期の研究』(中央公論美術出版)、主要論文は「八世紀制作の立像光背に関する一考察―聖林寺十一面観音立像の光背残欠を中心に」(『佛教藝術』288)。