【教室受講】大王・ニギハヤヒと「物部氏」の真実
「古事記・日本書紀」と「先代旧事本紀」から複眼で考える
- 教室開催
- 光田 和伸(元国際日本文化研究センター准教授)
大和盆地は紀元前6世紀頃に大規模弥生水田稲作を受け入れ、のちに神武天皇の名で呼ばれる人物の大和入りは、西暦200年前後に行われた。この2つは、今や動かしがたい事実であると考えられます。では、700年にも及ぶその間、ヤマトに王権は存在しなかったのでしょうか?複数の王権の消長があった可能性も考えられますが、稲作文化をもっとも成熟させた王権の実態はなにか?それを考えるとき、神武に先立つニギハヤヒ大王の記載は重要です。「饒速日命」とは「稲作の豊穣をもたらす威力ある太陽の神」を意味し、これは「天照大神」とニニギノミコトの先駆けとも考えられます。今も各地で尊ばれる神と、その子孫・物部氏の実像に迫ります。
注意事項
※1月は5週目です。
・本講座はZoomウェビナーを使用したハイブリッド講座です(講師は教室)。教室受講を承ります。オンライン受講はリンク先よりお申込みください→https://www.asahiculture.jp/course/nakanoshima/7a04f1ac-b325-b2dd-a5b6-634fc4c96f19
教室受講でお申込みの皆様にはアーカイブ動画の配信はありません。予めご了承ください。
- 日程
- 2023/1/31, 2/7, 3/7
- 曜日・時間
- 第1週 火曜 13:00~14:30
- 回数
- 3回
- 受講料(税込)
- 会員 8,910円 一般 9,900円
- 設備費(税込)
- 330円
- 持ち物など
- ※設備費は、教室維持費です。
- その他
- 受付でお手続きの方は、ちらし歴史41をご確認ください。資料は実費をいただきます。
こんな講座も
講師詳細
- 光田 和伸(ミツタ カズノブ)
- 1951年生。京都大学国文・ドイツ文学科卒業。同大学助手・武庫川女子大学助教授を経て1995年4月~2016年3月まで国際日本文化研究センター研究員。著書に『平野法楽連歌』(和泉書院・共著)『竹林抄』(岩波書店・共著)など。