マルコ・ポーロ『東方見聞録』を読む
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  • 村岡 倫(龍谷大学文学部教授)
講師詳細

マルコ・ポーロの『東方見聞録』は、日本を「黄金の国ジパング」と称し、ヨーロッパに初めて紹介した書物として、たいへんよく知られています。しかし、書かれているのは日本のことだけではありません。13世紀のモンゴル帝国時代を背景に、アジア各地の多岐にわたる見聞が叙述されている貴重な文献なのです。本講座では、『東方見聞録』に記される興味深い話をいくつか読み、当時のアジアの諸相に目を向けてみることにしましょう。

【カリキュラム】
①7月22日 諸王の反乱―カイドゥとナヤン―
②9月30日 マルコが見た中国南部の諸都市の繁栄

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注意事項

※今期は日程が不規則です。

日程
2022/7/22, 9/30
曜日・時間
金曜 13:00~14:30
回数
2回
受講料(税込)
会員 6,160円 一般 6,820円
設備費(税込)
220円
持ち物など
教材としてプリントをお配りする場合、実費をいただきます。
※設備費は、教室維持費です。
その他
窓口でお手続きされる方は、歴史24のちらしをご確認ください。

講師詳細

村岡 倫(ムラオカ ヒトシ)
1957年生。龍谷大学文学部史学科卒業。専門はモンゴル帝国史。共著書として『チンギス・カンとその時代』(勉誠社)、『概説中国史』下巻(昭和堂)などがある。