副葬品の配列と銅鏡――黒塚古墳(天理市)から 銅鏡の副葬と古墳文化①

  • 今尾 文昭(関西大学非常勤講師)
講師詳細

銅鏡の副葬は北部九州の弥生墓に始まりますが、古墳時代の為政者もまた銅鏡に囲まれたかのような状態で埋葬されました。奈良県黒塚古墳や京都府椿井大塚山古墳は、30数面にのぼる三角縁神獣鏡が副葬されたことで有名です。被葬者を囲うように配列された意味や、時に意図的に割られた状態で出土することの意味、あるいは後・終末期古墳に副葬される銅鏡について、なお十分に解説されてはいません。今回は、黒塚古墳の副葬品配列を検討し、前期古墳における葬送儀礼の復元や銅鏡の種類による扱いの違いから、古墳文化のなかで銅鏡の副葬が示す意味について考えます。

お申し込み

注意事項

教材としてプリントをお配りする場合、実費(1枚20円)をいただきます。

日程
2019/11/2
曜日・時間
土曜 13:00~14:30
回数
1回
受講料(税込)
会員 2,970円 一般 3,300円
その他
窓口でお手続きされる方は6番のちらしをご覧ください。

講師詳細

今尾 文昭(イマオ フミアキ)
1955年生。同志社大学文学部卒業。78年奈良県立橿原考古学研究所入所。同研究所附属博物館学芸課長、同研究所調査課長を歴任。2016年定年退職。現在、関西大学非常勤講師。博士(文学)。日本考古学。著書に『古墳文化の成立と社会』 『律令期陵墓の成立と都城』『ヤマト政権の一大勢力 佐紀古墳群』など。