【教室受講】モンゴル現存の遺跡から見る遊牧国家
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  • 村岡 倫(龍谷大学文学部教授)
講師詳細

遊牧国家と言えば、13・14世紀に広大な領域を支配したモンゴル帝国が思い起こされるのではないでしょうか。しかし、それ以前、モンゴル高原では、1000年以上にわたる遊牧国家の興亡があったのです。1990年代の自由化以降、モンゴル国では、海外研究機関の国内での発掘を含めた調査が認められ、その成果として、これまでには知り得なかった歴史上の遊牧国家の実情が明らかとなってきました。本講座では、モンゴルに現存する遺跡を中心に紹介し、その調査研究から、遊牧民の真の姿と遊牧国家の歴史的な意義を考えてみたいと思います。
講師のご都合により1/20は休講となります。補講は3/31、1月期の開講は2/17からです。

【カリキュラム】
①2月17日  突厥とウイグル ~トルコ系遊牧民の隆盛
②3月17日  契丹時代のモンゴル高原 ~城塞の建設と契丹文字
③3月31日  チンギス・カン時代の遺跡 ~二つの軍事拠点

お申し込み

注意事項

こちらは教室受講用の受付になります。オンライン受講はこちらからお申込みください
https://www.asahiculture.jp/course/nakanoshima/23e60d35-f49b-9436-2121-633d44631654
【教室受講でお申込みの皆様にはアーカイブ動画の配信はありません。予めご了承ください。】

日程
2023/2/17, 3/17, 3/31
曜日・時間
第3週 金曜 13:00~14:30
回数
3回
受講料(税込)
会員 9,240円 一般 10,230円
設備費(税込)
330円
持ち物など
教材としてプリントをお配りする場合、実費をいただきます。
※設備費は、教室維持費です。
その他
窓口でお手続きされる方は、歴史24のちらしをご確認ください。

講師詳細

村岡 倫(ムラオカ ヒトシ)
1957年生。龍谷大学文学部史学科卒業。専門はモンゴル帝国史。共著書として『チンギス・カンとその時代』(勉誠社)、『概説中国史』下巻(昭和堂)などがある。