【教室受講】紀貫之の文学1日体験 ~『古今和歌集』と『土佐日記』
  • 教室開催

  • 片岡 利博(神戸松蔭女子学院大学名誉教授)
講師詳細

正岡子規が「貫之は下手な歌よみにて古今集は下らぬ集に有之候」と酷評した『古今和歌集』は、明治以前は日本文学の聖典として尊重され、そこに表れた美意識は多岐にわたって我が国独自の文化を生み出してきました。本講座では、『古今和歌集』の序文と、晩年の貫之が古今集中の精髄を選び出した『新撰和歌』、仮名日記の嚆矢とされる貫之の『土佐日記』を講読していきます。

この講座は終了しました

注意事項

※2023年1月から1年ほどを予定しています。年間カリキュラム:『古今和歌集』から始め、後半に『土佐日記』を読む予定です。随所で『新撰和歌』を紹介します。
・本講座はZoomウェビナーを使用したハイブリッド講座です(講師は教室)。教室受講を承ります。オンライン受講はリンク先よりお申込みください→https://www.asahiculture.jp/course/nakanoshima/46d5db3b-b270-7f32-7f64-63d095200e2f
教室受講でお申込みの皆様にはアーカイブ動画の配信はありません。予めご了承ください。

日程
2023/4/11
曜日・時間
火曜 15:00~16:30
回数
1回
受講料(税込)
会員 2,530円 一般 2,860円
持ち物など
筆記用具 テキストは使用部分をコピーしてお渡しします。(1枚20円)
その他
窓口でお手続きの方は、ちらし文学10をご確認下さい。定期講座と併設です。1日体験のご受講は1回限りとなります。

講師詳細

片岡 利博(カタオカ トシヒロ)
1950年生。大阪大学大学院修了。大阪大学文学博士。著書に『異文の愉悦-狭衣物語本文研究』(笠間書院)『我が身にたどる姫君』(中世王朝物語全集20、笠間書院)など。