【オンライン受講】怪異学入門2022 東アジア恠異学会協力講座
  • 教室・オンライン同時開催

  • 台湾の道教式死者供養の儀礼
  • 山田 明広(奈良学園大学准教授)
  • 赤澤 春彦(摂南大学国際学部教授)
  • 榎村 寛之(三重県立斎宮歴史博物館学芸員)
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講師詳細

「怪異学」はフシギなコトやモノについて歴史や文学・民俗の記録を解読することから、その認識を生み出した社会・文化の特質や日本人の心の軌跡を探る新しい学問です。東アジア恠異(かいい)学会の講師陣が、さまざまなテーマで怪異学の世界へ誘います。

①10月23日(日) 台湾の道教式死者供養の儀礼 (山田明広・奈良学園大学准教授)
台湾では、人が亡くなると、多くの場合、伝統的な儒教式の喪葬儀礼が行われますが、一方で道教式ないし仏教式の死者供養の儀礼も同時に行われます。このようにして死者の霊魂が無事に天へと昇っていくことが祈願されるのです。本講義で扱う台湾の道教式死者供養の儀礼には、死者の霊魂を地獄から救済し天へと送り届けるまでのストーリーがあります。そして、そのストーリーにしたがって様々な儀式が種々の動きを伴いつつ時に演劇的に行われます。悲しみや厳粛さだけでなく滑稽さも併せ持っており、見ていて飽きないものとなっています。講座では現地調査により得た事例にもとづきつつその内容や奥深さに迫っていきます。

②11月27日(日) 鎌倉幕府と怪異~『吾妻鏡』の怪異を読む (赤澤春彦・摂南大学教授)
怪異は武家の都鎌倉でも頻繁に発生しました。鎌倉幕府の正史とされる『吾妻鏡』から、鎌倉や東国における怪異の様相、幕府の対処を具体的な事例に基づき見てみましょう。また、「歴史書に怪異が記されること」の意味についても考えてみたいと思います。

③12月25日(日) 追儺(ついな)と神やらい~神を追いやる祭 (榎村寛之・斎宮歴史博物館学芸員)
古代日本には、トラブルを起こした神を追いやる祭祀がありました。それを下敷きに、律令国家は、中国に起源を持つ「追儺」と呼ばれる「鬼やらい」の祭を大晦日に行なうようになりました。では、そもそも神を追いやるというのはどういうことなのでしょう。大陸の儺と日本の鬼やらいはどのように違うのでしょう。目に見えないモノに対する異なる世界観が生み出した「儺」という同名・別内容の祭祀を検討することで、日本の基層文化の特質を考え、その延長としての「鬼」の存在、現代では忘れられている「陰陽道」との関係、そして「追儺」の遠い子孫である「節分」との関わりなどを検証していこうと考えています。

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日程
2022/10/23, 11/27, 12/25
曜日・時間
第4週 日曜 13:00~14:30
回数
3回
受講料(税込)
会員 9,240円 一般 10,230円

講師詳細

山田 明広(ヤマダ アキヒロ)
奈良学園大学人間教育学部准教授。博士(文学)。専門は中国宗教、道教。1976年生まれ。関西大学大学院文学研究科中国文学専攻博士課程後期課程修了。台湾中央研究院歴史語言研究所訪問学員、関西大学アジア文化交流研究センターPD、関西大学非常勤講師、奈良県立医科大学非常勤講師、関西学院大学非常勤講師、慶應義塾大学東アジア研究所研究員(非常勤)等を経て現職。
赤澤 春彦(アカザワ ハルヒコ)
中央大学大学院文学研究科日本史学専攻博士後期課程修了(博士(史学))。江東区教育委員会文化財専門員、日本学術振興会特別研究員(PD)、台東区立朝倉彫塑館専門員を経て、2013年より摂南大学外国語学部専任講師、2017年より同准教授、2022年より教授。
専門は日本中世史・宗教史、特に中世の陰陽道・陰陽師を研究。単著に『鎌倉期官人陰陽師の研究』(吉川弘文館、2011年)、編著に『新陰陽道叢書 第二巻中世』(名著出版、2021年)などがある。
榎村 寛之(エムラ ヒロユキ)
博士(文学)。斎宮の研究に携わって20数年、興味の幅は伊勢神宮をはじめ古代祭祀全般や王権、怪異などさまざまな分野に及ぶ。著書『伊勢神宮と古代王権』(ちくま選書)、共著『怪異学入門』(岩田書店院)など。