レーモン・ラディゲ『ドルジェル伯の舞踏会』を読み解く フランス文学名作シリーズ~恋愛心理小説篇

  • 和田 章男(大阪大学教授)
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ジャン・コクトーに才能を見出されながら夭逝したラディゲの『ドルジェル伯の舞踏会
』(1924)は、20世紀における『クレーヴの奥方』の奇跡的再現と評価されるほどに古典的で
整然とした名作。人妻が青年への恋を夫に告白するというラ・ファイエット夫人の小説と同じ
構図を持ちながら、「心理がロマネスクである小説」では出来事は何も起こらない。ドルジェ
ル伯夫妻と青年の三者が織りなす微妙な心理の綾を紐解きながら、戦後のパリの社会・風俗、
都市と郊外という場の意味を考える。

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日程
2021/3/9
曜日・時間
火曜 10:30~12:00
回数
1回
受講料(税込)
会員 2,970円 一般 3,300円
設備費(税込)
110円
持ち物など
教材としてプリントをお配りする場合、実費をいただきます。
※設備費は、教室維持費です。
その他
窓口でお手続きされる方は、文学ちらしをご確認ください。

講師詳細

和田 章男(ワダ アキオ)
1954年生。大阪外国語大学外国語学部フランス語学科卒業。大阪大学大学院文学研究科博士課程単位修得退学。フランス国パリ第4大学第Ⅲ課程文学博士号取得。大阪大学文学部助手、教授を経て名誉教授。↓↓