【教室受講】『太平記』と南北朝時代の武将たち ―描かれた楠木一族―
  • 教室開催

  • 生駒講師
  • 楠木正成像(河内長野市観心寺)
  • シリーズ・実像に迫る『楠木正成・正行』(戎光祥出版)
  • 生駒 孝臣(花園大学文学部准教授)
講師詳細

南北朝時代の軍記物語『太平記』には、足利尊氏や楠木正成をはじめとする多くの武将たちの活躍が描かれています。しかし、同書に描かれた彼らの姿と史実のそれらの間には、しばしば大きなギャップもみられます。それは『太平記』という書物の性格に起因しています。同書は武将たちをどのように描きたかったのか、なぜ彼らに注目したのか。本講座では、『太平記』に描かれた武将たち、特に楠木一族の事例を取り上げながら、同書がいかなる書だったのかを追究します。

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注意事項

・本講座はZoomウェビナーを使用したハイブリッド講座です(講師は教室)。教室受講を承ります。オンライン受講はリンク先よりお申込みください→https://www.asahiculture.jp/course/nakanoshima/4c4c0658-f73d-62ec-93ce-63d2080776a1

日程
2023/6/2
曜日・時間
金曜 13:00~14:30
回数
1回
受講料(税込)
会員 3,300円 一般 3,630円
設備費(税込)
110円
その他
窓口でお手続きされる方は、 番のちらしをご覧ください。資料がある場合は実費(1枚20円)をいただきます。

講師詳細

生駒 孝臣(イコマ タカオミ)
関西学院大学大学院文学研究科博士課程後期課程日本史学専攻修了(博士(歴史学))。2019年より花園大学文学部専任講師、2022年より同准教授。専門は日本中世史、特に中世武士論(畿内武士・武士団研究)・中世畿内政治史。単著に『中世畿内武士団と公武政権』(戎光祥出版、2014年)、『楠木正成・正行』(戎光祥出版、2017年)、『楠木正行・正儀』(ミネルヴァ書房、2021年)、共著に『楠木正成 知られざる実像に迫る』(批評社、2021年)などがある。