【オンライン講座】歴史から考えてみる現代中国
台湾と香港
- 教室・オンライン同時開催
- 岡本 隆司(京都府立大学教授)
異例の三期目に入った中国の習近平政権。中国は「独裁」「一つの中国」「ゼロコロナ」など、昨年も日本人に理解しがたい面をみせつけてくれました。中国の動きとそれがひきおこす事件は、日本に直接に影響をあたえるものが少なくありません。一衣帯水の近くに所在するわれわれ日本人は、この大国と否応なくつきあっていかなくてはなりません。この異質な大国と向き合うには、その論理を知ることも重要です。それには中国の経てきた履歴を知らなくては、わからないことが多くあります。本講座では、近年話題になった日中に関わる事件や出来事を手がかりに、その歴史的な淵源をたどることで、現代中国と中国史とを合わせて学び、その関係と日本の位置づけをも考えていきたいと思います。(2024年までの1年の予定)
7月期 台湾と香港
・一国二制度
・「一つの中国」
・弾圧と威嚇(=多元一体・植民地・沿海世界~歴史的な起源)
<今後の予定>
10月期 日中関係
・アヘン戦争(香港)~倭寇(台湾)
・倭寇から政冷経熱
・日中の構造矛盾(=日中関係・社会構造~二元構造の中華王朝~歴史的な起源)
1月期(2024年)民主と独裁
・二元構造と帝国
・王朝と共産党
・ロシアと中国・習近平とプーチン
〈オンライン講座注意事項〉
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注意事項
・本講座はZoomを使用したオンライン講座として行いますので、当日受講券のご用意などは不要です。開講日の1~2日前に受講者の皆様に講座視聴URLとパスワード、および受講のご案内をメールでお知らせいたします。メールが届かない場合は、asaculonline009@asahiculture.com までお問合せください。 ・Zoomのソフトウェアを必ず最新版にアップデートの上ご覧ください。
- 日程
- 2023/7/8, 8/5, 9/9
- 曜日・時間
- 第2週 土曜 13:00~14:30
- 回数
- 3回
- 受講料(税込)
- 会員 10,230円 一般 11,220円
- 設備費(税込)
- -
- 持ち物など
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講師詳細
- 岡本 隆司(オカモト タカシ)
- 1965年生。神戸大学卒業、京都大学大学院博士課程満期退学。博士(文学)。宮崎大学助教授を経て、現職。専攻は近代アジア史。著書は『近代中国と海関』(名古屋大学出版会・大平正芳記念賞受賞)、『属国と自主のあいだ』(名古屋大学出版会・サントリー学芸賞受賞)、『李鴻章』『袁世凱』(岩波新書)、『近代中国史』(ちくま新書)、『中国の論理』(中公新書)、『中国の誕生』(名古屋大学出版会・樫山純三賞、アジア太平洋賞受賞)、『清朝の興亡と中華のゆくえ』(講談社)、『世界史序説』(ちくま新書)、『増補 中国「反日」の源流』(ちくま学芸文庫)、『君主号の世界史』(新潮新書)など多数。反響をよんだ岩波新書「シリーズ中国の歴史」(全5巻)を企画し、最終巻『「中国」の形成 現代への展望』を執筆した。