桜 さくら サクラ その知られざるものがたり

  • 光田 和伸(元国際日本文化研究センター准教授)
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可憐にはらはらと散るさくらが、その隣でぽとりと落ちる椿と同郷の姉妹であることをご存知ですか。桜は遠い昔、ヒマラヤの山麓から鳥に運ばれて日本にやってきました。チベット高原にはいまも祖形の「ヒマラヤザクラ」が咲いています。そのはるか下方の谷筋には、鳥に運ばれることを拒否した椿が咲き、こちらは川と海流と人の手に運ばれて、遅ればせながら日本に来ました。桜と椿。愛される2つの春の花は、どうしてこうも違った花になっていったのか。桜について、あまり語られてこなかったことを、まとめてお話しします。今度のお花見では、さくらがちょっと違って見えるでしょう。

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日程
2020/3/10
曜日・時間
火曜 10:30~12:00
回数
1回
受講料(税込)
会員 2,970円 一般 3,300円
持ち物など
プリント配布の場合は実費をいただきます。
録音、撮影は固くお断りします。
その他
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講師詳細

光田 和伸(ミツタ カズノブ)
1951年生。京都大学国文・ドイツ文学科卒業。同大学助手・武庫川女子大学助教授を経て1995年4月~2016年3月まで国際日本文化研究センター研究員。著書に『平野法楽連歌』(和泉書院・共著)『竹林抄』(岩波書店・共著)など。