弥生墳墓と前方後円墳の成立

  • 広瀬和雄講師
  • 広瀬 和雄(国立歴史民俗博物館名誉教授・総合研究大学院大学名誉教授)
講師詳細

西日本各地の弥生墳墓を統合し、それに中国思想を加え、大型化・斉一化させて、3世紀中ごろに成立したのが前方後円墳です。その具体的なプロセスを、各地の弥生墳墓と初期前方後円墳を付き合わせて考えるのが、今回の講義の目的です。対象とするのは、第一に、円形・方形原理の墳形や、盛土や葺石や特殊器台型埴輪などからなる墳丘。第二に、木槨や石囲い木槨から竪穴石槨にいたる埋葬施設。第三に、威信財・権力財・生産財といった副葬品の組合せの成立。第四に、神仙思想や天円地方の観念や玉(ギョク)の採用といった中国思想です。

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注意事項

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日程
2020/10/5, 10/19, 11/2, 11/16, 12/7, 12/21
曜日・時間
第1.3 月曜 13:30~15:00
回数
6回
受講料(税込)
会員 17,820円 
設備費(税込)
660円
持ち物など
2番教室で行います。
※教材として資料をお配りする場合、随時実費をいただきます。
※設備費は、教室維持費です。
その他
窓口でお手続きされる方は、歴史2のチラシをご確認ください。
各回の内容は、変更する場合がございます。

講師詳細

広瀬 和雄(ヒロセ カズオ)
1947年京都府生まれ。同志社大学卒業。日本考古学専攻(弥生・古墳時代の政治構造の研究)。文学博士(大阪大学)。大阪府教育委員会や大阪府立弥生文化博物館での勤務、奈良女子大学大学院教授、国立歴史民俗博物館教授を経て現職。主な著書に『古墳時代政治構造の研究』(塙書房、2007年)、『日本考古学の通説を疑う』(洋泉社新書、2003年)、『前方後円墳国家』(角川選書、2003年)、『前方後円墳の世界』(岩波新書、2010 年)、『カミ観念と古代国家』(角川叢書、2010年)など。共編著に『季刊 考古学 117号』(雄山閣、2011年)、『古墳時代〈上〉〈下〉』(青木書店、2011年)、『前方後円墳とはなにか』(中公叢書、2019年)など。