社会主義の誤解を解く

  • 薬師院 仁志(帝塚山学院大学教授)
講師詳細

ヨーロッパでは社会主義は健在ですし、近年では米国でも格差への不満から社会主義を支持する若者が増えていると報じられています。日本では社会主義というと、旧ソ連を始めとする強権的な政治体制のイメージが先行し、時には偏向思想と見なされる場合もあります。しかし、ヨーロッパ諸国では社会主義的な価値観が憲法理念として定着している一方、旧ソ連型の国家体制は社会主義の理論や思想、その担い手たちと必ずしも連動していませんでした。講座では、19世紀ヨーロッパで社会主義思想が生まれた時代背景、その思想の本旨および発展過程、社会主義と共産主義の違い、日本での受容における問題点などを丁寧にたどりながら、社会主義を客観的・中立的に学び直します。

お申し込み
日程
2020/3/14
曜日・時間
土曜 10:30~12:00
回数
1回
受講料(税込)
会員 2,970円 一般 3,300円
持ち物など
当日資料を配布する場合は実費をいただきます
その他
窓口でお手続きされる方は、1番(冬のフレッシュA)のちらしをご確認ください。

講師詳細

薬師院 仁志(ヤクシイン ヒトシ)
社会学者。京都大学大学院教育学研究科博士後期課程中退、京都大学教育学部助手等を経て現職。レンヌ第二大学レンヌ日本文化研究センター副所長(Vice-président)。2018年1月〜3月レンヌ第二大学招聘教授。主著に『日本とフランス 二つの民主主義』(光文社新書)、『社会主義の誤解を解く』(光文社新書)、『日本語の宿命 なぜ日本人は社会科学を理解できないのか』(光文社新書)、『「文明の衝突」はなぜ起きたのか──対立の煽動がテロの連鎖を生む』(晶文社)など。