中国の誕生 東アジア関係史を読み解く Ⅳ 領土主権の成立  

  • ポタラ宮(チベット)
  • チベット仏教の僧侶
  • 岡本隆司講師
  • 岡本 隆司(京都府立大学教授)
講師詳細

「『領土』という言葉は20世紀に入る前の中国漢語には存在しなかった」と岡本講師は言います。では、どのような経緯を経てその概念が広まり、「中国」という国民国家がつくられていったのでしょうか。朝貢や互市、藩部、属国、宗主権などの漢語に着目しながら、旧来の東アジア秩序を崩壊させた明治日本の近代化や琉球処分、朝鮮の独立、チベット、モンゴルの領土化・独立などを時系列にとりあげて解説します。周辺地域との関係性の変化から現代中国の原型を浮かび上がらせます。10月期はチベット・モンゴルとの関係を考察します。(2019年1月開講。今期で終了)

★台風19号接近のため、10月12日は休講になりました。補講は12月28日です。

①11月 9日 チベット仏教世界と「藩部」「藩属」
②12月14日 チベット問題と「主権」の生成
③12月28日 「領土主権」とモンゴルの「独立」「自治」

※11月9日の定期講座に併設の「1日体験」講座があります。

お申し込み
日程
2019/11/9, 12/14, 12/28
曜日・時間
土曜 13:00~14:30
回数
3回
受講料(税込)
会員 9,240円 一般 10,230円
持ち物など
◆教材として資料をお配りする場合、随時実費をいただきます。
その他
◆受付窓口でお手続きの方は、ちらし8をご確認ください。
◆録音、録画、撮影は固くお断りします。
★台風19号接近のため、10月12日(土)の講座は中止になりました。
 補講は12月28日(土)13時~14時30分におこないます。

講師詳細

岡本 隆司(オカモト タカシ)
1965年生。神戸大学卒業、京都大学大学院博士課程満期退学。博士(文学)。宮崎大学助教授を経て、現職。専攻は近代アジア史。著書は『近代中国と海関』(名古屋大学出版会・大平正芳記念賞受賞)、『属国と自主のあいだ』(名古屋大学出版会・サントリー学芸賞受賞)、『世界のなかの日清韓関係史』(講談社選書メチエ)、『李鴻章』『袁世凱』(岩波新書)、『近代中国史』(ちくま新書)、『中国の論理』(中公新書)、『中国の誕生~東アジアの近代外交と国家形成』(名古屋大学出版会・樫山純三賞、アジア太平洋賞受賞)、『清朝の興亡と中華のゆくえ』(講談社)、『世界史序説』(ちくま新書)、『増補 中国「反日」の源流』(ちくま学芸文庫)、『君主号の世界史』(新潮新書)など多数。