【教室受講】 覇権の世界史 「世界システム論」とは何か
  • 教室開催

  • 大英帝国はかつて世界の陸地の約1/4を支配した
  • 山下範久講師
  • 山下 範久(立命館大学教授)
講師詳細

歴史上、世界の覇権をめぐる争いは繰り返されてきました。2019年8月に亡くなったイマニュエル・ウォーラーステイン氏は、国際政治・経済に圧倒的な影響力を持つ覇権国家は、17世紀のオランダ、19世紀の英国、20世紀の米国であり、このシステムによって途上国は収奪されてきたという「世界システム論」を提唱しました。一国の歴史観ではなく、地球規模の視点で資本主義を見据え、近代世界を一つのシステムとして捉える概念は、その後の歴史観に大きな影響を与えました。中国が米国の覇権を脅かす存在となりつつある今、歴史は新たな段階に入ったのでしょうか。ウォーラーステイン氏に師事した講師が、大分岐や人新世という新たな論も紹介しながら、歴史の捉え方を多角的に解説します。 (講座時間に途中休憩を含みます)

※9月下旬に講師が監修・翻訳を手掛けた『生命の網のなかの資本主義』(J・W・ムーア 著、山下範久 監修・翻訳、滝口良 翻訳、東洋経済新報社)が刊行されます。講座の後半でも同著の内容に少し触れる予定です。

※この講座は、中之島教室でおこなうハイブリッド型講座です。オンラインでのご受講は別ページからお申し込みください。

この講座は終了しました

注意事項

・オンライン受講をご希望の方は、別ページからお申し込みください。(お申し込み後のご変更は手数料を申し受けます) ⇒ https://www.asahiculture.jp/course/nakanoshima/c5418d46-9763-5bf6-3dc7-60ff66f65cee

日程
2021/10/2
曜日・時間
土曜 15:30~18:00
回数
1回
受講料(税込)
会員 3,850円 一般 4,180円
設備費(税込)
110円
持ち物など
・教材として資料をお配りする場合、随時実費をいただきます。
その他
・受付窓口でお手続きの方はちらしをご確認ください。
・講座の録音、録画、撮影は固くお断りします。

講師詳細

山下 範久(ヤマシタ ノリヒサ)
1971年生。東京大学卒業。同大学院博士課程単位取得退学。米国ニューヨーク州立大学ビンガムトン校大学院修士課程修了。「世界システム論」を提唱したイマニュエル・ウォーラーステインに師事した。北海道大学大学院助教授、立命館大学准教授を経て、現職。2010年に英国サセックス大学国際関係学部スクール・オブ・グローバル・スタディーズ客員研究員。専門は歴史社会学、世界システム論、比較文明学。著書に『世界システム論で読む日本』(講談社選書メチエ)『現代帝国論―人類史の中のグローバリゼーション』(NHKブックス)『教養としての世界史の学び方』(東洋経済新報社)『教養としてのワインの世界史』(ちくま文庫)など多数。訳書に『リオリエント』『知の不確実性』(藤原書店)など多数。ワインに関する造詣も深く、日本ソムリエ協会認定ワインエキスパート資格、米国ワインエデュケーター協会認定スペシャリスト・オブ・ワイン(CSW)資格を持つ。