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尾張・三河の縄文時代―後晩期を中心に
- 川添 和暁(愛知県埋蔵文化財センター調査課)
東海地域は東西の文化が混じり合うところとのイメージが強いものの、狩猟・採集社会であった縄文時代においては地域性が明確となる時期もあり、独特な風習が盛行したエリアである。東海地域のなかではさらに小地域の地域性も見受けられるなど、文化の重層性を考える上で、魅力的なフィールドとなっている。特に、縄文時代後期になると、全域にわたって遺跡の分布が認められるようになり、活動の様子がより分かりやすくなる。
この講座では、尾張・三河に展開する縄文時代の遺跡・遺物について、特徴的な地域を取り上げて、3回にわたってその特色を紹介していく。(講師記)
第1回 尾張低地部の遺跡群 馬見塚遺跡・牛牧遺跡を中心に
第2回 東海の貝塚群 衣浦湾岸・渥美貝塚群の様相
第3回 三河山間部の遺跡群 北設楽群地域を中心に
- 日程
- 2021/1/23, 2/27, 3/27
- 曜日・時間
- 第4 土曜 15:30~17:00
- 回数
- 3回
- 受講料(税込)
- 会員 8,910円
- 教材費(税込)
- 資料代 330円
- 設備費(税込)
- 495円
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講師詳細
- 川添 和暁(カワゾエ カズアキ)
- 川添 和暁(カワゾエ カズアキ)
1971年愛知県生まれ。考古学専攻。専門は日本列島の先史考古学(主に縄文時代・弥生時代)。愛知県埋蔵文化財センター 調査研究専門員、名古屋芸術大学 非常勤講師、明治大学研究・知財戦略機構 研究推進員。名古屋大学文学部、同大学院文学研究科博士前期課程修了、南山大学大学院人間文化研究科博士後期課程修了(博士・人類学)。著書は、『先史社会考古学―骨角器・石器と遺跡形成からみた縄文時代晩期―』(六一書房)他。