パウサニアス「ギリシア案内記」の旅1~アテネ
  • 教室開催

  • 周藤芳幸講師
  • 周藤 芳幸(名古屋大学大学院教授)
講師詳細

ローマ帝政期の著作家パウサニアスによる『ギリシア案内記』全10巻は、ルネサンス期に再発見されて以来、古代ギリシアの遺跡に関するバイブルとして、古代ギリシア研究に大きな影響を与えてきました。この講座では、『ギリシア案内記』の新訳プロジェクトの成果を踏まえて、その第1巻「アッティカ」で紹介されているアテネの遺跡に皆さんをご案内したいと思います。 (講師記)

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この講座は終了しました
日程
2023/7/20, 8/10, 9/14
曜日・時間
第4 木曜 13:30~15:00
回数
3回
受講料(税込)
会員 10,230円 
教材費(税込)
資料代 495円
設備費(税込)
495円

講師詳細

周藤 芳幸(ストウ ヨシユキ)
1962年生まれ。神奈川県横須賀市出身。東京大学文学部、東京大学大学院人文科学研究科で考古学を専攻。1987年から91年までギリシア政府給費留学生としてアテネに留学。日本学術振興会特別研究員、名古屋大学文学部助教授(西洋史学講座)を経て、2005年より名古屋大学大学院文学研究科教授。専門はギリシア考古学、東地中海文化交流史。博士(文学)。エーゲ海先史文化の考古学的研究を出発点として、フィールドからの発想によって古代ギリシア史の諸問題の解明に取り組む。1997年からはアコリス考古学プロジェクトのメンバーとして、中エジプトのアコリス遺跡から出土するギリシア系の遺物やギリシア語碑文などの調査を担当している。主な著書に『ギリシアの考古学』『物語 古代ギリシア人の歴史』『古代ギリシア 地中海への展開』『世界歴史の旅 ギリシア』『ギリシア史』『ギリシアを知る辞典』『古代ギリシア遺跡事典』などがある。