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兼好法師のつれづれなる生活―中世文学の世界 【愛知県立大学提携講座】
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  • 伊藤 伸江(愛知県立大学教授)
講師詳細

"時は十四世紀、世は動乱の南北朝時代に突入せんとしていました。『太平記』や『増鏡』に語られるこの激動の時代を好奇心一杯に生き、鋭い観察眼で思うところをつぶやき続けた人物がいます。著名な随筆『徒然草』を著した兼好法師です。彼は今も変わらぬ人間の本質を論じ、連歌や田楽などの当時流行の楽しみも逃さずチェックしました。『徒然草』の記述を入り口として、彼の思想から同時代の和歌や連歌、謡曲へと広く文学を味わっていきます。※テキスト本・新日本古典文学大系「方丈記徒然草」(岩波書店)4,200円(税別)を各自ご用意ください。

この講座は、ご入会が必要です。会員でない方は、ご入会の手続きをお願いいたします。

お申し込み
日程
2023/4/26, 5/24, 6/28
曜日・時間
第4週 水曜 10:30~12:00
回数
3回
受講料(税込)
会員 8,250円 
教材費(税込)
資料代 660円
設備費(税込)
495円
その他
※テキスト本・新日本古典文学大系「方丈記 徒然草」(岩波書店)4,410円を各自ご用意ください。

講師詳細

伊藤 伸江(イトウ ノブエ)
東京大学大学院人文科学研究科国語国文学専攻博士課程修了
〈研究課題〉 中世和歌 連歌及び連歌師の紀行文 中世の日記及び随筆
〈著書〉『中世和歌連歌の研究』(単著・笠間書院)
『中世日記紀行文学全評釈集成第七巻』(共著・勉誠出版)
〈論文〉「『徒然草』第百四段の筆法─王朝的章段の描きたかったもの─」
(『国語と国文学』第78巻8号)など
〈所属学会〉 中世文学会  和歌文学会  俳文学会  日本文学協会  東大国語国文学会