芸術鑑賞入門~エコール・ド・パリ

  • 江本菜穂子先生
  • 江本 菜穂子(名古屋造形大特任教授)
講師詳細

パリは20世紀初頭、芸術家たちを惹きつける都市であり、モンマルトルはその中心的な役割を果たした。彼らの多くはは放浪と貧困生活の中で、抒情的なそれぞれ独自の表現を展開した。豊かな個性と表現の独自性を今回紹介します。 (講師記)

【8月3日】 モジリアニ 
モジリアニはちょうど今年が没後100年となります。彼の絵画の特徴である長い首、憂いのある瞳のない顔を思い浮かべることができるかと思います。映画にも幾度となくなる悲劇的な生涯で有名ですが、ここで今一度彼の作品を堪能してみましょう。

【9月14日】ロシアのスーチン、ブルガリアのパスキン
パスキンも今年没後90年 にあたる画家です。淡いベージュのパステル調 の色合いの人物画に 特徴があり、独特のエロティシズムを感じさせる画家です。モジリアニの悲劇とは別に、パスキンも自殺という悲劇的な結末で生涯を閉じた画家です。パスキンはユダヤ人、それと同じくスーチンもユダヤ人でした。スーチンはモジリアニが目をかけ気にかけていた画家でもあり、モジリアニが亡くなってから彼の作風が変調がみられます。この時代、このモンパルナス界隈という場所で培われた表現を辿ってみましょう。

お申し込み
日程
2020/8/3, 9/28
曜日・時間
月曜 15:30~17:00
回数
2回
受講料(税込)
会員 7,040円 一般 7,480円
設備費(税込)
330円

講師詳細

江本 菜穂子(エモト ナホコ)
美術史家。名古屋大学大学院博士課程後期満期単位取得退学。
専門は近代西洋美術史。特に西欧世紀末絵画から20世紀初頭の絵画、
時代と文化の関係等研究。美術評論も手がける。