12/4 (エジプト学) 最後のギザのピラミッド 〜 知られ…
  • 教室開催

  • 河江肖剰先生
  • 講師提供
  • 河江 肖剰(名古屋大高等研究院准教授)
講師詳細

現在知られる「ギザの三大ピラミッド」を完成させたのはメンカウラーと呼ばれる王です。祖父のクフ王の大ピラミッド、父カフラーのピラミッドと比べると比較的小規模なピラミッドですが、彼が造営したことで3基の巨大な王墓が以後4500年に渡りギザ台地のランドマークとなりました。この講演では、弊プロジェクトがこれまで行ったドローンによる3D計測調査や、コロナ禍が始めってから2年ぶりに行った今年のエジプト調査についても語ります。(講師記)

【開催日時】
①11月20日 藤井信之先生「タニスの王墓とその時代」
②12月 4日 河江肖剰先生「最後のギザのピラミッド 〜 知られざるメンカウラー王に迫る」
③ 1月29日 肥後時尚先生「古代エジプトの遺跡にみる死後の世界」

中途受講はできません

この講座は終了しました

注意事項

※講座は13:30~と15:30~の2コマ講座で、途中休憩がございます。

日程
2022/12/4
曜日・時間
日曜 13:30~17:00
回数
1回
受講料(税込)
会員 7,040円 一般 7,590円
設備費(税込)
165円
その他
ご受講ありがとうございます。
当日は教室の準備のため、しばらくお待ちいただくこともございますので、ご了承ください。

講師詳細

河江 肖剰(カワエ ユキノリ)
エジプト考古学者。1992年から2008年までカイロ在住。エジプトのカイロ・アメリカン大学エジプト学科卒業。2012年、名古屋大学で歴史学の博士号を取得。現在、名古屋大学高等研究院准教授。米国古代エジプト調査協会(Ancient Egypt Research Associates, Inc.)調査メンバー。ピラミッド研究の第一人者マーク・レーナー博士のチームに加わり、ギザでの発掘調査に10年以上にわたって従事。現在、人文科学と自然科学の融合を目指した新しいアプローチによって、メンフィス地区のピラミッドの研究調査を推進中。2015年には、日経ナショナルジオグラフィックにより「日本のエクスプローラー」に選出。『世界ふしぎ発見(TBS)』や『世界一受けたい授業(日テレ)』、NHK総合/BSなどに出演し、エジプト文明について広めている。著書に『ピラミッド・タウンを発掘する』(新潮社)。