対談・伝統と現代 ~天皇代替わり行事から

  • 左:上野誠 右:脊古真哉
  • 上野 誠(奈良大学教授)
  • 脊古 真哉(名古屋市立大非常勤講師)
講師詳細

2019年は一連の天皇の代替わりに付随するイベントが実施され、マスコミ等によっても盛んに報道され、世間の注目を集めました。マスコミ報道や、そこに登場した「識者」と称する人びとなどによって、これらのイベントがいかに伝統的で有意義なものであるかとの言説が強調される一方、日本国憲法との整合性についての若干の議論が見られました。
 「伝統」とはどういうものなのか、また、現代における意義といった点を、天皇の生前譲位、年号、即位儀礼、前後の天皇の各地への外出などを材料に、歴史的な天皇のあり方や即位儀礼の変遷、日本における年号の来歴、古代における天皇の「行幸」、近世における天皇の幽閉状態といった状況を踏まえて、現代における「伝統」の意味を考えてみたいと思います。(講師記)

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日程
2020/4/18
曜日・時間
土曜 14:00~16:00
回数
1回
受講料(税込)
会員 3,300円 一般 3,740円
設備費(税込)
165円

講師詳細

上野 誠(ウエノ マコト)
1960年生。國學院大學卒業。同大学院文学研究科博士課程単位取得退学。博士(文学)。奈良大学助教授を経て現職。第12回日本民俗学会研究奨励賞受賞、第15回上代文学会賞受賞。著書に『魂の古代学―問いつづける折口信夫』(角川財団学芸賞受賞・角川ソフィア文庫)、『万葉びとの奈良』(新潮選書)、『日本人にとって聖なるものとは何か―神と自然の古代学』(中公新書)、『美しい日本語が話せる 書ける 万葉ことば』(幻冬舎)、『万葉集から古代を読みとく』(ちくま新書)、『折口信夫的思考  越境する民俗学者』(青土社)、『万葉文化論』(ミネルヴァ書房)など多数。上野誠の万葉エッセイ http://www.manyou.jp/

脊古 真哉(セコ シンヤ)
1960年和歌山県生まれ。愛知学院大学文学部講師・同朋大学仏教文化研究所客員所員。奈良大学文学部史学科卒業。愛知学院大大学院文学研究科博士後期課程単位習得。専攻:日本宗教史・日本古代史。主要論著:『陰陽道叢書』1~4(共編・名著出版) 『蓮如方便法身尊像の研究』(共著・法蔵館)他。