赤塚次郎がいざなう~「3・4世紀、羽栗評の挑戦」 尾張・美濃境・古代葉栗郡とはいかなるまとまりなのか
  • 教室開催

  • 黒岩廃寺と葉栗郡出土の中国鏡
  • 赤塚次郎さん
  • 赤塚 次郎(古代邇波の里文化遺産ネットワーク理事長)
講師詳細

尾張と美濃の国境、木曽川の流れにより絶えず流動化する不思議な領域。「羽栗(葉栗)郡(はくりのこおり)」と呼ばれた場面とはいかなる場所で、どのような歴史が残されているのか。弥生・古墳時代まで遡ってみると集落・古墳の痕跡の評価により、興味深い物語が浮かんでくる。そもそも葉栗郡葉栗郷はどこに存在したか・・・。葉栗臣人麿の墓所はどこにあるのか。また葉栗臣一族とは何者なかの。加えて木曽川を渡河する事はとても大変であったはずだが、多くの英雄たちもこの場所を行き交い、濃尾平野の歴史を刻んできた。木曽川の本流を遡る古代人たちと一緒に羽栗の里を旅することにしたい。

中途受講はできません

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日程
2023/3/1
曜日・時間
水曜 10:00~12:00
回数
1回
受講料(税込)
会員 3,300円 一般 3,850円
教材費(税込)
教材代 110円
設備費(税込)
165円

講師詳細

赤塚 次郎(アカツカ ジロウ)
1954年、愛知県犬山市生まれ。1979年、奈良教育大学教育学部卒。狗奴国論をはじめとした弥生・古墳文化を研究。元愛知県埋蔵文化財センター副センター長。現在はNPO法人古代邇波(ニワ)の里・文化遺産ネットワーク理事長。名古屋経済大学特任教授。