ローマのボルゲーゼ美術館を楽しむ~ベルニーニ、カラバッジョ、…

  • 宮下孝晴先生
  • 宮下先生撮影
  • 宮下 孝晴(金沢大名誉教授)
講師詳細

せっかくリニューアル・オープンしても、人気が高まりすぎて、美術ファンとの距離が遠くなってしまったイタリアの美術館が最近では少なくありません。見学には数か月前の予約が必要とか、鑑賞時間に制約がかかっていて、もう少し落ち着いて見ていたいのに強制的に追い出されてしまったとか・・・そこへ今春からのコロナ禍ですから、「かつてイタリア旅行で心を震わせた、懐かしの名作の数々」との再会は、またしても遠のいてしまいました。
 ローマのスペイン広場の北に広がる緑豊かなボルゲーゼ公園。そこにはローマ法王パウルス5世と甥のシピオーネ・ボルゲーゼが膨大な美術コレクションを収めるべく建設した邸館、現在のボルゲーゼ美術館があります。コロッセオが古代ローマの象徴ならば、ボルゲーゼ美術館はルネサンスからバロック時代の美の殿堂と言えるでしょう。今回の講座では、ボルゲーゼ美術館内の空気を感じながら、ボルゲーゼ美術館の誇る彫刻や絵画コレクションの数々を、私自身が一昨年に徹底撮影した写真で紹介しながら、いっしょに作品の魅力の深淵に迫ってみたいと思います。
(講師記)

お申し込み

注意事項

〇講座開催日時:10月18日(日)、10月31日(土)
〇両日13:30~15:00、15:30~17:00

日程
2020/10/18, 10/31
曜日・時間
日曜 13:30~17:00
回数
2回
受講料(税込)
会員 17,600円 一般 18,920円
設備費(税込)
330円

講師詳細

宮下 孝晴(ミヤシタ タカハル)
1949年生。東京都出身。フィレンツェ大学美術史科卒。1973~84年イタリア在住。金沢大学名誉教授。専攻はイタリアの中世・ルネサンス美術史。主な著書に『宮下孝晴の徹底イタリア美術案内 全5巻』(美術出版社)、『フィレンツェ美術散歩』(新潮社)、『ルネサンスの画家 ポントルモの日記』(白水社)、『フレスコ画のルネサンス―壁画に読むフィレンツェの美』(NHK出版)、『メディチ家 12の至宝をめぐる旅』(アスキー新書)など。2004年からフィレンツェのサンタ・クローチェ教会大礼拝堂に描かれたアーニョロ・ガッディのフレスコ壁画「聖十字架物語」(1380年代)の修復プロジェクトを統括。2010年からは文科省特別経費による南イタリアの洞窟教会に描かれた中世壁画群の日伊共同調査プロジェクト(4年計画)を統括。2010年、イタリア共和国より「イタリア連帯の星」勲章「カヴァリエーレ(騎士)章」受章。2011年、イタリアのフィレンツェ市より「フィレンツェの金百合章」受章。