中途受講はできません
【教室受講】老いと記憶
~加齢で得るもの、失うもの
- 教室開催
- 増本 康平(神戸大学大学院人間発達環境学研究科准教授)
私たちは自分の記憶についてどれほど知っているのでしょうか。記憶が加齢とともにどのように変化するのか、正しい知識を持つことが、高齢期の記憶の問題に対応するためには必要です。高齢期に「衰える記憶」と「維持される記憶」について解説します。また、高齢期はこれまでの人生を振り返り、受容する時期でもあります。人生を振り返るとき、その基となるのは過去の思い出、つまり記憶です。高齢期のウェルビーイング(身体的、精神的、社会的に良好な状態にあること)に記憶が果たす役割についても紹介します。誰もがいずれは経験するけれども、身近すぎて理解が難しい「加齢に伴う記憶の変化」について知るきっかけとなれば幸いです。
注意事項
教室受講を承ります。オンライン受講はリンク先よりお申込みください→https://www.asahiculture.jp/course/nagoya/c9c7975a-fb89-1701-1aea-632d1eb86a3a
- 日程
- 2023/1/28
- 曜日・時間
- 土曜 13:00~14:30
- 回数
- 1回
- 受講料(税込)
- 会員 3,300円 一般 3,850円
- 設備費(税込)
- 165円
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講師詳細
- 増本 康平(マスモト コウヘイ)
- 大阪大学大学院人間科学研究科博士課程修了。博士(人間科学)。日本学術振興会特別研究員、大阪大学大学院人間科学研究科助教、島根大学法文学部講師を経て、2011年4月より神戸大学大学院人間発達環境学研究科准教授、2018年スタンフォード大学長寿センター客員研究員に就任。専門は高齢者心理学・認知科学・老年行動学。著書に『老いと記憶 加齢で得るもの、失うもの』(中央公論新社)、『老いのこころ 加齢と成熟の生涯発達心理学』(有斐閣)、『エピソード記憶と行為の認知神経心理学』(ナカニシヤ出版)など。