卑弥呼と男弟 ~考古学から見たヒメ・ヒコ制

  • 白石太一郎講師
  • 白石 太一郎(国立歴史民俗博物館名誉教授)
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「魏志倭人伝」によると、神に仕える巫女である卑弥呼が聞いた神の意志に従い、その男弟が実際の政治を執り行ったように読み取れる。こうしたヒメ・ヒコ制、あるいは聖・俗二重王制の存在は「日本書紀」などの古典にもみられるが、古典にも政治的・軍事的首長と宗教的・祭祀的首長を合葬したとおぼしき例は少なからず見出せる。考古学からこの聖俗二重王制・首長制の問題に迫る。

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注意事項

5/13開講予定でしたが、6/24(水)に変更となりました。時間帯は13:00~14:30で変更なしです。

日程
2020/6/24
曜日・時間
水曜 13:00~14:30
回数
1回
受講料(税込)
会員 3,190円 一般 3,630円
設備費(税込)
165円

講師詳細

白石 太一郎(シライシ タイチロウ)
1938年、大阪市生まれ。同志社大学大学院博士課程満期退学。奈良県立橿原考古学研究所員、国立歴史民俗博物館、総合研究大学院大学、奈良大学の教授、大阪府立近つ飛鳥博物館館長などを歴任、現在、国立歴史民俗博物館・総合研究大学院大学名誉教授。専門は考古学。古墳時代~飛鳥時代を中心に、考古学による日本古代史の解明をめざす。主な著書に『古墳と古墳群の研究』、『古墳と古墳時代の文化』(ともに塙書房)、『考古学からみた倭国』(青木書店)、『古墳とヤマト政権』(文春新書)、『考古学と古代史のあいだ』(ちくま学芸文庫)、『古墳からみた倭国の形成と展開』(敬文舎)ほか。