江戸川乱歩の世界を読みなおす

  • 長澤唯史先生
  • 新潮社提供
  • 長澤 唯史(椙山女学園大教授)
講師詳細

江戸川乱歩は明智小五郎を探偵役とする推理小説や、怪人二十面相の活躍する少年向け物語で有名ですが、そのペンネームの由来となったエドガー・アラン・ポーと同様、大衆小説の幅広い分野で活躍した作家です。またその生きた時代や社会を通して読みなおすことで、乱歩の作品がいかに斬新だったかもわかります。そして今でも年代を超えて広く読まれ、人気は衰えません。
この講座では、まずは日本の推理小説や近代小説の歴史をたどりながら、乱歩の推理小説を都市小説として読んでみます。また「人間椅子」や「芋虫」などの怪奇小説、「パノラマ島奇談」「押絵と旅する男」などの幻想風小説の書き手としての乱歩も再評価してみましょう。さらに乱歩と横溝正史の交友のエピソードなども交えながら、乱歩の後世への影響なども考察する予定です。
(講師記)

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中途受講はできません

お申し込み

注意事項

7/25、8/22は⑧教室、9/5は④教室

日程
2020/7/25, 8/22, 9/5
曜日・時間
土曜 13:30~15:00
回数
3回
受講料(税込)
会員 10,560円 
教材費(税込)
資料代 660円
設備費(税込)
495円

講師詳細

長澤 唯史(ナガサワ タダシ)
1963年静岡県生まれ。慶應義塾大学大学院文学研究科英米文学専攻修士課程修了。豊田工業高等専門学校助教授、椙山女学園大学文化情報学部助教授などを経て、2008年より椙山女学園大学国際コミュニケーション学部教授。共著『日米映像文学は戦争をどう見たか』(金星堂)。論文"The Reception of American Science Fiction in Japan" (Oxford research encyclopedia of Literature,)、「ポストモダンはSFを夢みる ―SFをめぐる批評理論の概観」(『文学』第8巻第4号)。その他、『文藝別冊』(河出書房新社)にてロック、ポップミュージックに関する論考を発表している。