定家卿百番自歌合~冬の名歌
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  • 伊藤伸江講師
  • 伊藤 伸江(愛知県立大教授)
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小倉百人一首を選んだとされる藤原定家。自らの歌に関しては、生涯に詠んだ歌から特に二百首を選び、自歌合(じかあわせ)に仕立てました。『定家卿百番自歌合』には、冬歌の名歌が並んでいます。中でも、冬空に対する定家の精緻な観察は、後の人々を感動させ、南北朝時代の新しい和歌の誕生の母体となりました。また、定家は自然の美しさ、きびしさが際立って迫ってくるひなびた地の冬にも想いを馳せ、歌の中に物語を取り込むことでそれを表現しています。今回は、自歌合の四十四番から、冬空の雲の色を詠む左歌と、『源氏物語』の須磨の巻を意識して詠んだ右歌の勝負を見ます。定家と共に、変わらぬ日本の季節感をあらためて味わいましょう。

お申し込み
日程
2021/12/8
曜日・時間
水曜 10:00~12:00
回数
1回
受講料(税込)
会員 3,080円 一般 3,520円
設備費(税込)
165円

講師詳細

伊藤 伸江(イトウ ノブエ)
東京大学大学院人文科学研究科国語国文学専攻博士課程修了
〈研究課題〉 中世和歌 連歌及び連歌師の紀行文 中世の日記及び随筆
〈著書〉『中世和歌連歌の研究』(単著・笠間書院)
『中世日記紀行文学全評釈集成第七巻』(共著・勉誠出版)
〈論文〉「『徒然草』第百四段の筆法─王朝的章段の描きたかったもの─」
(『国語と国文学』第78巻8号)など
〈所属学会〉 中世文学会  和歌文学会  俳文学会  日本文学協会  東大国語国文学会