【教室受講】原始地球の姿と生命
  • 教室開催

  • 杉谷健一郎先生
  • 30億年前の謎の生命体
  • 杉谷 健一郎(名古屋大学教授)
講師詳細

46億年の地球の歴史のなかで生命が誕生したのは遅くとも38億年前とされています。一方肉眼でそれとわかる化石は6億年前になってやっと出現します。そしてそのすぐ後、多種多様な生物が出現するカンブリア紀が始まるわけですが、それ以前を先カンブリア時代と呼びます。この古生物学的には“暗黒”の先カンブリア時代に着目して、原始地球の生命痕跡や環境変動を概観し、自身が発見した30億年前の謎の生命体について解説します。(講師記)

※オンライン受講はこちらから→https://www.asahiculture.jp/course/nagoya/6d908ce9-98b0-40b5-d61a-63d8da1f0cfb

(1)先カンブリア時代とは?
(2)地球と生命のあり方を変えたシアノバクテリア
(3)30億年前の生命の謎

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お申し込み
日程
2023/4/16, 5/21, 6/18
曜日・時間
第3 日曜 13:30~15:00
回数
3回
受講料(税込)
会員 9,240円 
教材費(税込)
資料代 330円
設備費(税込)
495円
持ち物など
本講座はZoomウェビナーを使用した教室でもオンラインでも受講できるハイブリッド講座です。(講師は教室)
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講師詳細

杉谷 健一郎(スギタニ ケンイチロウ)
地球生物学者あるいは宇宙生物学者。名古屋大学地球科学科卒業。
1992年、名古屋大学で理学の博士号を取得。教養部、情報文化学部をへて、現在名古屋大学環境学研究科教授、学部担当は理学部。
1989年以来、西オーストラリア州ピルバラ地域で太古代(25億年以前の地質時代)の地層の調査を10回以上行なっている。その調査を通じて30億年前と34億年前の岩石からその時代としては特異な微化石を発見し、その正体を解明すべく研究を続けている。オーストラリアの宇宙生物学センターのassociate memberであり、国際的な科学専門誌「Geobiology」、「Astrobiology」の編集委員を務める。著書に「オーストラリアの荒野によみがえる原始生命(共立出版)」、「Early Life on Earth: Evolution, Diversification, and Interactions (CRC Press)」がある。