すべての道は平城京に通ず 「七道」制を介した日本律令国家の地方支配

  • 市大樹先生
  • 市 大樹(大阪大学大学院准教授)
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日本古代には、平城京から地方に向かって、平野部では道幅12メートル前後もある幹線「七道駅路」が放射状に延びていました。この古代版の高速道路とでもいうべき七道駅路を介して、中央-地方間における活発な人・物・情報の移動が展開し、日本律令国家の地方支配が実現していきました。本講座では、法制史料、帳簿、木簡などの出土文字資料を活用しながら、いかなる仕組みで七道制や駅・伝馬制などの交通網が展開したかを検討し、中央→地方の交通現象と、地方→中央の交通現象とでは、対照的な有り様を示すことを明らかにします。

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日程
2019/12/3
曜日・時間
火曜 10:30~12:00
回数
1回
受講料(税込)
会員 2,970円 一般 3,520円
持ち物など
・教材として資料をお配りする場合は、随時実費をいただきます。
・窓口でお手続きされる方は、「歴史・文学・芸術・科学6」のちらしをご覧ください。

講師詳細

市 大樹(イチ ヒロキ)
1971年愛知県生まれ。大阪大学文学部史学科卒業後、同大学大学院文学研究科博士後期課程、奈良文化財研究所主任研究員を経て、2009年より大阪大学大学院文学研究科日本史学准教授。博士(文学)。専門は日本古代の交通史、出土文字資料(木簡)。2013年、第26回濱田青陵賞受賞。著書に、『飛鳥藤原木簡の研究』(塙書房)、『すべての道は平城京へ―古代国家の〈支配の道〉』(吉川弘文舘)、『飛鳥の木簡―古代史の新たな解明』(中公新書)、『岩波講座 日本歴史 古代2(第2巻)』(共著、岩波書店)、『<歴博国際シンポジウム>古代日本と古代朝鮮の文字文化交流』(共著、大修館書店)など。