古代国家成立の謎をとく 風土記の考古学

『風土記』は『日本書紀』成立前に編纂の令がでた書物です。『古事記』『日本書紀』にはない独特の世界観で各地の地誌が描かれます。全国約60カ国の『風土記』が成立したようですが、良好に現存する『風土記』は5カ国しかありません。『風土記』編纂の目的や散逸の謎、遺跡や発掘成果との対比を試みます。

・第1回 「総論・『日本書紀』と『風土記』」
713年の詔で全国の地誌作成を指示したことが『風土記』とされます。現在は、所要部が五国のみしか伝わらず、他は別本への引用などから50か国以上完成していたことが知られます。『日本書紀』成立以前に完成し、引用された『風土記』はあったのか。『風土記』編纂の目的はなにか?『風土記』研究の最前線を紹介します。

・第2回 「『常陸国風土記』とヤマトタケル東征伝承」
茨城県地域は400基を超える前方後円墳の分布があり、古墳からみた地域勢力と『常陸国風土記』の国司・郡司とのかかわりが検討されています。また、ヤマトタケルが天皇として記され、征討伝承も記されています。ヤマトタケルの実態とは? ヤマト王権とのかかわりの最新研究を紹介します。また、北関東の玉作り、鹿島神宮の起源を遺跡からひも解きます。

・第3回 「『播磨国風土記』とヲケ王・オケ王即位のなぞ」
『古事記』『日本書紀』『播磨国風土記』にある顕宗・仁賢天皇伝承を比較、諸説を紹介します。宇治天皇・市辺天皇・聖徳王とは?播磨とヤマト王権のかかわりを遺跡や古墳から検討します。「石の宝殿」は天智天皇の墓室?新説の紹介です。

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注意事項

各回のテーマを一部変更しました。

日程
2021/1/9, 2/13, 3/13
曜日・時間
第2週 土曜 10:30~12:00
回数
3回
受講料(税込)
会員 8,250円 
設備費(税込)
330円
持ち物など
受講料には、資料代を含んでいます。
※設備費は、教室維持費です。