【教室受講】茶会記とは何か 歴史の記録に触れる
  • 教室開催

  • 名物菱香合と能阿弥の出てくる解説。後に信長所持となる 竹幽文庫所蔵
  • 矢野 環(茶の湯文化学会会長、同志社大学名誉教授)
講師詳細

茶の湯の会を記し留めたものが茶会記です。16世紀から近代に至る多くの茶会記の集積があり、歴史の生きた史料として、様々に利用されてきました。
第一期(4~6月)は、基本的な茶会記を見ました。第二期からは、特定の茶人に関するもので、新しい資料を含む結果を色々と紹介します。古田織部の茶会は3つの写本を対照します。金森宗和は、新資料により従来に比べて65会以上の追加が行われ、他写本の特徴も出ます。

<各回のテーマ>
①7月21日 古田織部茶会。写本により日付、客も相違する。
②8月18日 金森宗和茶会。新資料で慶安4から20会増加
③9月15日 織田有楽茶会。令和5,6年京都・東京では展覧会。

(オンライン講座を併設します)


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注意事項

・教室受講を承ります。オンライン受講はリンク先よりお申込みください→https://www.asahiculture.jp/course/kyoto/994522ea-9d9b-9485-bc96-643e15a38119
教室受講でお申込みの皆様にはアーカイブ動画の配信はありません。予めご了承ください。

日程
2023/7/21, 8/18, 9/15
曜日・時間
第3週 金曜 10:30~12:00
回数
3回
受講料(税込)
会員 9,240円 
設備費(税込)
330円
持ち物など
持ち物:筆記用具 教材として資料をお配りする場合、実費をいただきます(1枚20円)
※設備費は、教室維持費です。
その他
窓口でお手続きされる方は、「歴史・文学・芸術・科学―14」のちらしをご覧ください。

講師詳細

矢野 環(ヤノ タマキ)
1949年京都市生。京都大学大学院理学研究科数学専攻博士課程修了。理学博士(京都大学)。埼玉大学理学部教授を経て、同志社大学文化情報学部名誉教授。華道未生流笹岡師範代(竹幽斎環甫)、茶道表千家(宗環)。茶の湯文化学会会長。数理文献学、茶華香道史、伝統文化論。著書に『君台観左右帳記の総合研究』(勉誠出版、平成11年度三徳庵茶道文化学術賞受賞)、茶道書、香道書など。