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【教室受講】祇園祭と能~能楽らくらく入門
「祇園祭」山、鉾に見る能の世界
- 教室開催
- 井上 裕久(観世流準職分 能楽師・観世流シテ方)
八坂神社の祭礼・祇園祭は、毎年7月1日の「吉符入り」(きっぷいり)から31日の「疫神社夏越祭」(えきじんじゃなごしさい)まで1カ月に渡る神事です。千百年余の伝統を有し、応仁の乱や第二次世界大戦で一時中断したものの、京都の人々により守られ現代に続いています。
山鉾には能を題材としたものがたくさんあります。「菊水鉾」の能装束の稚児人形は、中国の故事で、菊の露で不老不死を得たという能楽の演目「菊慈童」が題材です。また、「橋弁慶山」は、牛若丸(義経)と弁慶が五条大橋の上で戦う姿をあらわしており演目「橋弁慶」が題材となっています。
講座では、能面などの実物をご覧いただきながら、能楽師である講師が実演を交えて、謡や所作とともにお話しします。無病息災を願う祇園祭を楽しみ、能楽との関わりに触れましょう。
(オンライン講座を併設します)
注意事項
・教室受講を承ります。
オンライン受講はリンク先よりお申込みください→https://www.asahiculture.jp/course/kyoto/183e94e0-e0e6-e053-d6b9-6459e22d57f4
- 日程
- 2023/7/14
- 曜日・時間
- 金曜 10:30~12:00
- 回数
- 1回
- 受講料(税込)
- 会員 3,113円
- 設備費(税込)
- 110円
- 持ち物など
- 持ち物:筆記用具 教材として資料をお配りする場合、実費をいただきます(1枚20円)。
※設備費は、教室維持費です。
- その他
- 窓口でお手続きされる方は、「歴史・文学・芸術・科学―116」のちらしをご覧ください。
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講師詳細
- 井上 裕久(イノウエ ヒロヒサ)
- 25世・故・観世左近・26世宗家・観世清和及び9世井上嘉介に師事。「翁」「道成寺」「卒都婆小町」などを開曲。国指定重要無形文化財「能楽」技能認定者。公益社団能楽協会理事、(社団)日本能楽会会員、(社団)能楽協会京都支部常議員、(社団)京都観世会理事、国立能楽堂三役養成事業講師。井上裕久能の会、松花の会を毎年開演。