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【教室受講】古代エジプト美術とは何か
- 教室開催
- 門屋 秀一(立命館大学非常勤講師)
数千年前に遡り、前30年のクレオパトラの死で幕を閉じる古代エジプト。そのほとんどが、エジプト人独特の死生観を表現した葬祭美術です。死後、2つに分かれた不滅の霊魂は、ミイラとして保存されている肉体に戻って復活し永遠の生命が与えられる、とされました。永遠への憧れは、変化し滅びゆく自然界には存在しない観念、直線、類型、抽象として結晶化したのでしょう。半獣神、ピラミッドのような幾何学的建築、腐食しない黄金のマスク、類型的な肖像彫刻、象徴的な神聖文字、奥行きと立体感の乏しい壁画など。西洋美術とは違う不思議なエジプト美術をご覧ください。
後から見て復習できるカラー教材も配布いたします。
(各回オンライン講座を併設します)
①7月13日 先、初期、古王国時代――《クフ王のピラミッド》など
②8月10日 中王国時代――《センヌウイ座像》など
③9月14日 新王国時代前期――《ネフェルティティ女王》など
注意事項
・教室受講を承ります。オンライン受講のお申し込みは、別となります。
・教室受講をお申し込みの皆様にはアーカイブ動画の配信はありません。予めご了承ください。
- 日程
- 2022/7/13, 8/10, 9/14
- 曜日・時間
- 第2週 水曜 13:30~15:00
- 回数
- 3回
- 受講料(税込)
- 会員 8,910円
- 設備費(税込)
- 330円
- 持ち物など
- ※初回に教室内にて教材費を徴収します。(3回分・カラー版450円)
※設備費は、教室維持費です。
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講師詳細
- 門屋 秀一(カドヤ シュウイチ)
- 京都大学文学部卒業。京都大学博士(人間・環境学)。京都大学総合人間学部で日本学術振興会特別研究員PDとして研究に従事、ドイツ連邦共和国ベルリン・フンボルト大学に研究渡航。美学研究所設立。著書に『美術で綴るキリスト教と仏教』など。