太秦・蛇塚古墳の再検討

  • 白石 太一郎(国立歴史民俗博物館名誉教授)
講師詳細

京都市西郊太秦の広隆寺のすぐ西南方に所在する蛇塚古墳は、すでに墳丘の盛り土を失い、明日香村の石舞台古墳と同じ様に巨大な横穴式石室の石組が露出していて、京都の石舞台としてよく知られている。さらにこの古墳は、昭和11年の調査記録などから、本来墳丘長75mほどの前方後円墳であったことが知られる。ただ畿内では、6世紀末葉で前方後円墳はその造営が終わっており、石室の型式から7世紀前半の造営と考えられる蛇塚古墳は、その唯一の例外である。蛇塚古墳が提起するいくつかの問題点について考えてみたい。

お申し込み
日程
2020/6/5
曜日・時間
金曜 13:30~15:00
回数
1回
受講料(税込)
会員 3,080円 一般 3,410円
設備費(税込)
110円
持ち物など
持ち物:筆記用具 教材として資料をお配りする場合は、実費をいただきます。
※設備費は、教室維持費です。
その他
窓口でお手続きされる方は、「歴史・文学・芸術・科学 7」のちらしをご覧ください。

講師詳細

白石 太一郎(シライシ タイチロウ)
1938年、大阪市生まれ。同志社大学大学院博士課程満期退学。奈良県立橿原考古学研究所員、国立歴史民俗博物館、総合研究大学院大学、奈良大学の教授、大阪府立近つ飛鳥博物館館長などを歴任、現在、国立歴史民俗博物館・総合研究大学院大学名誉教授。専門は考古学。古墳時代~飛鳥時代を中心に、考古学による日本古代史の解明をめざす。主な著書に『古墳と古墳群の研究』、『古墳と古墳時代の文化』(ともに塙書房)、『考古学からみた倭国』(青木書店)、『古墳とヤマト政権』(文春新書)、『考古学と古代史のあいだ』(ちくま学芸文庫)、『古墳からみた倭国の形成と展開』(敬文舎)ほか。