庭を知る  平安神宮神苑

  • 加藤 友規(京都造形芸術大学教授)
講師詳細

平安遷都千百年記念祭の記念殿として創建された平安神宮の神苑は、七代目小川治兵衛(植治)が作庭を手掛けています。明治27(1894)年末に着工し、何度も改修の手が加えられ二十余年の歳月を経て大正5(1916)年に竣工しました。植治は後に予算面での苦労を語っていますが、払い下げになった旧五条大橋の橋脚を使った臥龍橋など、予算面の制約の中での工夫や植治のデザイン力が遺憾なく発揮されています。苑内の桜が開く時期に、植治が近代庭園の先覚者としての地位を築くきっかけともなった庭園を訪れます。

この講座は終了しました
日程
2020/3/27
曜日・時間
金曜 10:00~12:00
回数
1回
受講料(税込)
会員 4,840円 一般 5,170円
持ち物など
集合:10時 平安神宮 応天門前 京都市左京区岡崎西天王町97
      (地下鉄東西線「東山駅」下車 徒歩10分)
※拝観料は受講料に含まれています
その他
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講師詳細

加藤 友規(カトウ トモキ)
京都造形芸術大学教授。 1966年生、学術博士。千葉大学園芸学部卒業後、造園業を営む家業に入る。日本の庭園文化を継承しつつ、最高の技術と感性、美意識で伝統を創造する、粋なプロの職人集団を目指し、日々修行を積む。博士論文『渉成園の空間的特質に関する研究』は、 2013年日本造園学会賞(研究論文部門)受賞。文化財庭園の保存と活用の実績として、2018年日本イコモス賞受賞。現在、京都造形芸術大学にて実学に則した庭園研究に取り組んでいる。