モンゴル・シベリアにおける匈奴国家の性格と遊牧文明 最新の歴史・考古学調査に基づく匈奴を中心とした古代遊牧帝国の実像

  • 大澤 孝(大阪大学大学院言語文化研究科教授)
講師詳細

近年、モンゴル高原とその近隣地帯からは、匈奴国家に関わる新たな歴史・考古遺物や遺跡が続々と調査報告されており、これまで『史記』や『漢書』などの中国側資料からでは窺い知れなかった匈奴文明の実態が徐々に明らかにされつつあります。本講座ではこれまで青銅器を主とした時代から、匈奴が何故、新たな文明指標とも言える「鉄」を独自に生み出し得たのか、その背景や流通網について考察するとともに、モンゴル草原に築造された定住聚落や城郭都市の様子やその機能、そしてその遊牧文明が世界史上に果たした役割について、これまで得られた知見を通して解説してゆきます。

11/9 モンゴル高原における匈奴文明の誕生とその展開
12/7 南シベリアにおける匈奴の遊牧文明の影響を探る

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日程
2019/11/9, 12/7
曜日・時間
土曜 13:00~14:30
回数
2回
受講料(税込)
会員 5,940円 一般 7,040円
持ち物など
持ち物・・・筆記用具
その他
・窓口でお手続きされる方は、「歴史・文学・芸術・科学7」のちらしをご覧ください。
・教材として資料をお配りする場合は、随時実費をいただきます。

講師詳細

大澤 孝(オオサワ タカシ)
金沢大学大学院東洋史学修士課程修了。北海道大学大学院文学研究科博士後期課程、単位取得済み中退。1993年に大阪外国語大学外国語学部トルコ語専任講師、准教授を経て、2007年より大阪大学世界言語研究センター教授、その後、同大学院言語文化研究科教授として現在に至る。専門はユーラシアの碑文遺跡から見たトルコ系遊牧民の歴史と文化。『ウチュケンからイスタンブルへ』(共著,イスタンブル),『北アジアにおける人と動物のあいだ』(東方書店)共著など論著多数。