仏舎利のきた道

  • 向井佑介講師
  • 新羅皇龍寺塔心礎(2008年撮影)
  • ヴァイシャーリー仏塔(2009年撮影)
  • 向井 佑介(京都大学人文科学研究所准教授)
講師詳細

【人文学への誘い~京都大学人文科学研究所協力講座】
京都大学人文科学研究所は、戦前に設立された東方文化研究所、西洋文化研究所と、旧京都大学人文科学研究所が合併し、1949年に京都大学の附置研究所として設置されました。アジア、ヨーロッパ、日本の文化に関する長い研究伝統を活かし、世界文化に関する総合的研究を行うことを使命とする、国内最大級の人文科学系研究機関です。
【講座内容】
飛鳥寺や法隆寺など、古代日本の塔の下からは、多くのきらびやかな宝物が発見されています。それは、昔の人たちが、舎利を供養するために埋めたものです。舎利とは釈迦の遺骨、あるいはその代わりとしたもので、さまざまな奇跡を起こす聖遺物として崇拝されてきました。東アジアの人びとは異国の聖遺物である仏舎利をどのように受け入れていったのでしょうか?なぜ仏舎利はそんなにたくさんあるのでしょうか?仏舎利は塔の下にどのように埋められたのでしょうか?この講座では、『中国初期仏塔の研究』などの著書もある考古学者が、インドから日本まで、アジア各地の寺院遺跡の発掘調査成果をもとに、仏舎利の東伝の実態を明らかにしていきます。
第1回 仏舎利の奇跡――インド・中国の初期仏塔を掘る
第2回 仏舎利と仏塔の伝来――中国から朝鮮半島、日本列島へ

お申し込み
日程
2021/3/6, 3/13
曜日・時間
土曜 13:00~14:30
回数
2回
受講料(税込)
会員 4,840円 一般 4,840円
設備費(税込)
220円
持ち物など
※設備費は、教室維持費です。
オンライン講座を併設します。
その他
・教材として資料をお配りする場合は、随時実費をいただきます。

講師詳細

向井 佑介(ムカイ ユウスケ)
兵庫県生。京都大学大学院文学研究科博士後期課程から京都大学人文科学研究所助教、京都府立大学講師・准教授を経て、2017年より現職。専門は中国考古学・歴史考古学。著書に『中国初期仏塔の研究』(臨川書店)など。