科学的宇宙観の変遷

  • 花山天文台本館外観
  • 太田 耕司(京都大学 大学院理学研究科教授)
講師詳細

宇宙観(世界観)は人類の精神的バックボーンとなる重要なものであると言ってよいでしょう。約2000年の天動説は観測に基づくそれなりによくできたものでした。コペルニクスの地動説提唱でコペルニクス的転回があったわけですが、コペルニクスの地動説にも欠点がありました。チコによる精密な観測とケプラーによるコペルニクス的転回によってようやく正しい地動説が確立されました。その後、恒星世界の解明、20世紀の「銀河の発見」等を経て現在の宇宙観に至っています。これらの歴史的な流れを概観します。目からうろこ的な発見があればと思います。

<天文講話 宇宙の散歩道~京都大学大学院理学研究科附属天文台協力講座>
宇宙は古代から人々の好奇心と畏怖の念をかき立ててきました。長い歴史と伝統を持つ京都の地では、千年以上前から人々が超新星爆発やオーロラなどの天変に目を向けてきました。明月記などに記されているそれらの天変の記録は、千年紀を超えた今も天文学の研究に活用されています。本講座では最先端の宇宙研究の成果を分かりやすく紹介します。受講料の一部は、「一般財団法人花山宇宙文化財団」の天文学の教育普及活動資金として活用いたします。

中途受講はできません

この講座は終了しました
日程
2020/2/15
曜日・時間
土曜 15:30~17:00
回数
1回
受講料(税込)
会員 2,970円 一般 3,520円
持ち物など
持ち物・・・筆記用具
その他
・教材として資料をお配りする場合は、随時実費をいただきます。
・窓口でお手続きされる方は、「天文講話2」のちらしをご覧ください。

講師詳細

太田 耕司(オオタ コウジ)
京都大学大学院理学研究科宇宙物理学専攻博士後期課程修了。京都大学理学部助手、ハワイ大学天文研究所客員研究員などを経て、現在に至る。研究テーマは、銀河の形成・進化に関する観測的研究。活動銀河核進化と銀河進化の関係。これらに関連したガンマ線バーストの研究や重力波天体の探査など。