朝鮮時代の郷戦 書院をめぐる在地士族たちの争い

  • 矢木 毅(京都大学人文科学研究所教授)
講師詳細

【人文学への誘い~京都大学人文科学研究所協力講座】
京都大学人文科学研究所は、戦前に設立された東方文化研究所、西洋文化研究所と、旧京都大学人文科学研究所が合併し、1949年に京都大学の附置研究所として設置されました。アジア、ヨーロッパ、日本の文化に関する長い研究伝統を活かし、世界文化に関する総合的研究を行うことを使命とする、国内最大級の人文科学系研究機関です。

【講座内容】
韓国における伝統的な儒教文化の象徴としての「書院」は、2019年にユネスコ「世界文化遺産」に登録されています(書院、韓国の性理学教育機関群)。そこでは「道学先生」たちが鹿爪らしく学生を集めて「四書五経」の講義をしていましたが、同時にそこは在地士族たちが郷村社会の主導権をめぐって激しく勢力争いを繰り広げた「郷戦」の舞台ともなっていました。なにも「剣」で切り結ぶことだけが戦いではありません。朝鮮時代の「士(ソンビ)」たちが繰り広げた「筆」の戦いを通して、朝鮮時代の儒教文化――延いては韓国の伝統社会の特質について考えてみたいと思います。

お申し込み
日程
2020/6/27
曜日・時間
土曜 13:00~14:30
回数
1回
受講料(税込)
会員 2,420円 一般 2,420円
設備費(税込)
110円
持ち物など
筆記用具
※設備費は、教室維持費です。
その他
・教材として資料をお配りする場合は、随時実費をいただきます。
・窓口でお手続きされる方は、「人文学3」のちらしをご覧ください。

講師詳細

矢木 毅(ヤギ タケシ)
韓国・朝鮮の歴史(特に高麗朝・朝鮮朝の政治史、政治制度史)について研究。韓国の歴史ドラマの字幕監修にも携わる。