徳川幕府のつくった平和とは 合意を基礎とする成熟社会

  • 湯山 ちいほ(元京都府立高等学校教諭)
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今回の講座では、もっとも大きく深化した日本史研究の成果と考えます「江戸時代」、とくに「パクス徳川」といわれる、世界史的にも奇跡的な、約260年もつづいた徳川の平和についてお話しします。徳川幕府の政治は、災害や飢饉を越える過程で、民命・民政重視、合意を基礎とする成熟社会を作り上げました。私たちの学んできた、江戸幕府が専制的であったとする『日本史教科書』の記述は、太平洋戦争の始まる年に完成した、文部省維新史料編纂会編纂の『維新史』(明治)をベースに書かれています。これがどのようにとらえ直されているのか、また、江戸幕府が幕末の外交交渉の詳細を丹念に記録した史料『対話書』もご紹介して、幕末・維新史の真実にも迫りたいと思います。

この講座は終了しました
日程
2019/9/28
曜日・時間
土曜 13:00~14:30
回数
1回
受講料(税込)
会員 3,024円 一般 3,564円
持ち物など
教材として資料をお配りする場合は、随時実費をいただきます。
その他
窓口でお手続きされる方は、「パンフレット未掲載」のちらしをご覧ください。

講師詳細

湯山 ちいほ(ユヤマ チイホ)
京都市出身。京都大学文学部史学科国史学専攻。京都府立高等学校教員を36年歴任。