女性天皇と宗教 古代女帝の宗教的権威とは

  • 本郷 真紹(立命館大学教授)
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7世紀末夫帝・天武の後を受けて即位した持統、8世紀中葉に父帝・聖武の譲位を受けて即位した孝謙(称徳)という二人の女性天皇は、それぞれに違った信仰・宗教を積極的に取り込んで、自身の権威の構築を図りました。持統朝には、太陽を神格化した天照大神を皇族の祖先神と位置付けて「神話」と神統譜・皇統譜の構築が試みられます。また孝謙朝は、前代に引き続き仏教興隆が精力的に図られると共に、神祇信仰と仏教の融合が試みられ、ついには出家した「尼天皇」の出現に至ります。この二人の女性天皇の去就を通じて、改めて天皇の宗教的権威について考察を加えます。

11/15 持統天皇と神祇信仰
12/20 孝謙(称徳)天皇と仏教 

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日程
2019/11/15, 12/20
曜日・時間
金曜 10:30~12:00
回数
2回
受講料(税込)
会員 5,940円 一般 7,040円
持ち物など
持ち物:筆記用具
その他
窓口でお手続きされる方は、「歴史・文学・芸術・科学3」のちらしをご覧ください。
教材として資料をお配りする場合、実費をいただきます。

講師詳細

本郷 真紹(ホンゴウ マサツグ)
1957年生。1981年京都大学文学部卒、1987年同大学院博士課程単位取得退学、1992年富山大学人文学部助教授、1996年立命館大学文学部助教授、2000年同教授。2005年学校法人立命館常務理事、2007年同副総長、2013年同総長特別補佐、2015年より理事補佐、現在に至る。博士(文学・京都大学)。専攻は日本古代史・宗教史。主要編著書:『白山信仰の源流』(法蔵館)、『和国の教主聖徳太子』(吉川弘文館)、『律令国家仏教の研究』(法蔵館)、『考証 日本霊異記 上』(法蔵館) など。