【教室受講】3/18東西文化の交差する交易都市・敦煌
シルクロードの仏教美術 第3回
- 教室開催
- 檜山 智美(京都大学白眉センター 人文科学研究所 特定助教)
古来、中華世界の東端に位置すると共に、シルクロードの東西交易の要衝でもあった敦煌では、東と西の文化がダイナミックに交差して溶け合い、独特の文化的景観を形成していました。特に西魏時代(6世紀前半)の敦煌では、唐代以前のこの地において、洛陽からもたらされた中原の思想・文化的潮流と、インド・西域方面からもたらされた世界観が驚くべき柔軟さをもって融合を果たしていました。今回の講座では、西魏時代の敦煌莫高窟の壁画を、当時の中央アジア及び中原の歴史・文化的背景と関連付けながら読み解くことにより、東西文化交渉のフロンティアであったこの内陸の交易都市で起きていた多宗教共存・習合の様相に迫ります。
(オンライン講座を併設します。オンライン受講の申し込みはWEBのみ)
京都教室で行う「シルクロードの仏教美術――ガンダーラ・クチャ・敦煌」の第3回「東西文化の交差する交易都市・敦煌」講座の教室受講を承ります。オンライン受講や、3回まとめてのお申し込みは、別となります。あらかじめお選びの上、お申し込みくださいますよう、お願いいたします。
- 日程
- 2023/3/18
- 曜日・時間
- 土曜 13:30~15:00
- 回数
- 1回
- 受講料(税込)
- 会員 2,970円 一般 3,520円
- 設備費(税込)
- 110円
- 持ち物など
- 「シルクロードの仏教美術――ガンダーラ・クチャ・敦煌」の第3回「東西文化の交差する交易都市・敦煌」講座の教室受講を承ります。オンライン受講や、3回まとめてのお申し込みは、別となります。
持ち物:筆記用具 教材として資料をお配りする場合、実費をいただきます(1枚20円)。
※設備費は、教室維持費です。
- その他
- 窓口でお手続きされる方は、「」のちらしをご覧ください。
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講師詳細
- 檜山 智美(ヒヤマ サトミ)
- 仏教美術史の研究者。専門はシルクロードの仏教石窟寺院の壁画。2016年ベルリン自由大学にて博士号(美術史)を取得。2010~2016年にかけてベルリン国立アジア美術館の研究員として勤務、2018年10月より現職。