言語はいかに在るのか 言語存在論への入口

  • 野間 秀樹(言語学者)
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〈話されたことば〉〈書かれたことば〉が日々満ち溢れ、ことばの巨大な奔流の中に生きる時代、ことばが私たちの喜びや悲しみを醸成します。人はことばによってしばしば傷つけられ、時には命さえ失います。私たちは、ことばによって疎外され、抑圧される生き方を選ぶのか、それとも、ことばを問い、ことばを愛で、知的に慈しみながら、ことばと共に豊かな生を生きるのかという、大きな選択の前に立っています。言語存在論は、実際に言語が実現する〈言語場〉を見据え、人間の深いところに係わる言語が〈いかに在るか〉を問います。言語の全く新たな原理論を共に考えましょう。日本語のことはもちろん、ことばをめぐって見えてくるものは大きいと思います。時も忘れる楽しい入門編です。

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日程
2020/2/29
曜日・時間
土曜 13:30~15:00
回数
1回
受講料(税込)
会員 3,080円 一般 3,630円
持ち物など
持ち物:筆記用具、教材として資料をお配りする場合、実費をいただきます(1枚20円)。
その他
受付窓口でお手続きされる方は、ちらし<フレッシュ1>をご覧ください。

講師詳細

野間 秀樹(ノマ ヒデキ)
専門は言語学、とりわけ朝鮮言語学、日韓対照言語学、韓国語教育。東京外国語大学大学院教授 、 明治学院大学・国際教養大学客員教授、ソウル大学校韓国文化研究所特別研究員などを歴任。2005年 NHKテレビハングル講座監修、2005年大韓民国文化褒章受章。2012年韓国のハングル学会より周時経(チュ・シギョン)学術賞受賞。著書に『韓国語をいかに学ぶか』(平凡社新書)、『ハングルの誕生』(平凡社新書。第22回アジア・太平洋賞大賞受賞。同書の韓国語版は『朝鮮日報』『東亜日報』教保文庫それぞれの〈2011今年の本〉に選定)、『韓国語 語彙と文法の相関構造』(ソウル、太学社、大韓民国学術院優秀学術図書)、『韓国・朝鮮の知を読む』(クオン。2014年パピルス賞)、『言語存在論』(東京大学出版会。2018年)など。