「クラシック音楽」とは何だったのか? 音楽史を通して19世紀史を学ぶ

  • 岡田 暁生(京都大学人文科学研究所教授)
講師詳細

【人文学への誘い~京都大学人文科学研究所協力講座】
京都大学人文科学研究所は、戦前に設立された東方文化研究所、西洋文化研究所と、旧京都大学人文科学研究所が合併し、1949年に京都大学の附置研究所として設置されました。アジア、ヨーロッパ、日本の文化に関する長い研究伝統を活かし、世界文化に関する総合的研究を行うことを使命とする、国内最大級の人文科学系研究機関です。

【講座内容】
クラシック音楽は「西欧の フランス革命から 第一次大戦までの ブルジョワの」音楽です。啓蒙主義と革命、西欧的思想形式、貴族・上流ブルジョワ・庶民といった社会階層、社会制度としてのコンサートと市場経済の成立など、クラシック音楽の歴史は深くヨーロッパの政治社会史と絡み合いながら発展してきました。この講座では、単なる名曲紹介ではなく、クラシック音楽がどんな政治的出来事や社会潮流と関わってきたかについて焦点をあてて講じたいと思います。またクラシック音楽の中からどのようにしてポピュラー音楽が生まれてきたか、ヨーロッパのクラシック音楽が帝国主義の時代にどのようにして日本を含む非ヨーロッパ世界に受容されたかについても触れたいと思います。

中途受講はできません

この講座は終了しました
日程
2020/1/25
曜日・時間
土曜 13:00~14:30
回数
1回
受講料(税込)
会員 2,420円 一般 2,970円
持ち物など
筆記用具
その他
・教材として資料をお配りする場合は、随時実費をいただきます。
・窓口でお手続きされる方は、「人文学1」のちらしをご覧ください。

講師詳細

岡田 暁生(オカダ アケオ)
1960年京都市に生まれる。大阪大学大学院博士課程単位取得退学、大阪大学文学部助手、神戸大学発達科学部助教授を経て、現在、京都大学人文科学研究所教授、文学博士。著書「<バラの騎士>の夢」(春秋社)「オペラの運命」(中公新書・サントリー学芸賞)「西洋音楽史」(中公新書)「ピアノを弾く身体」(監修・共著・春秋社)「恋愛哲学者モーツァルト」(新潮選書)「CD&DVD51で語る西洋音楽史」(新書館)「ピアニストになりたい!」(春秋社・芸術選奨文部科学大臣新人賞)訳書「シャンドール ピアノ教本」(監訳・春秋社)