【教室受講】神武天皇伝承を考える
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  • 阿陀を流れる吉野川
  • 平林 章仁(元龍谷大学文学部教授)
講師詳細

『古事記』、『日本書紀』には日向を出発して大和で即位する長大な神武天皇東遷伝承が記載されていますが、初代天皇神武の実在を追究することは、今日の古代史学では困難です。この講座では、神武天皇東遷伝承について主に文化史的視点から分析し、形成の時期とその歴史的背景について考え、古代史上への位置づけを行います。
(オンライン講座を併設します。 【オンライン受講】は、WEBのみで受付します。お申し込みは別となっております。)
①7月4日 神武天皇東遷伝承の形成1
神武天皇東遷の目的は大和に入ることですが、河内日下から入ろうとして抵抗にあいます。熊野を経由して宇陀から吉野川流域を廻り、大和に入って抵抗勢力を武力で征圧して即位したと伝えられていますが、吉野川流域ではまったく武力行使がありません。このことに注目して、東遷伝承の内部分析をすすめ、所伝の意味を追究します。
②8月1日 神武天皇東遷伝承の形成2
神武天皇東遷の内部分析から、その形成時期を考えるとともに、関連集団について究明を進めます。
③9月5日 神武天皇の皇后の出自
神武天皇の皇后となるヒメタタライスケヨリヒメ/ヒメタタライスズヒメの父は、
三(み)嶋(しま)溝(みぞ)咋(くい)/三嶋溝橛(みしまみぞくい)耳(みみ)神と伝えられますが、その関連集団はまったく明らかではありませんでした。今回は、その関連集団の解明を進め、神武天皇伝承形成の歴史的背景について考えます。

お申し込み

注意事項

教室受講を承ります。教室受講をお申込みの皆様にはアーカイブ動画の配信はありません。予めご了承ください。

日程
2022/7/4, 8/1, 9/5
曜日・時間
第1週 月曜 13:00~14:30
回数
3回
受講料(税込)
会員 8,910円 一般 10,560円
設備費(税込)
330円
持ち物など
持ち物:筆記用具 教材として資料をお配りする場合、実費をいただきます(1枚20円)
※設備費は、教室維持費です。
その他
窓口でお続きされる方は、歴史・文学・芸術・科学のちらし2をご覧ください。

講師詳細

平林 章仁(ヒラバヤシ アキヒト)
日本古代史専攻、神話・氏族(特に葛城氏・蘇我氏)・宗教・文化。著書に、『鹿と鳥の文化史』『橋と遊びの文化史』『蘇我氏の実像と葛城氏』『七夕と相撲の古代史』『三輪山の古代史』『七世紀の古代史』(以上、白水社)、『神々と肉食の古代史』(吉川弘文館)、『謎の古代豪族 葛城氏』『天皇はいつから天皇になったか?』(以上、祥伝社)、『「日の御子」の古代史』(塙書房)など多数。