日本近代史のif 大久保利通が暗殺された「紀尾井坂の変」を考える

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  • 原田 敬一(佛教大学名誉教授)
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歴史を振り返ると、「暗殺」という事件が存在します。だれかの思惑を強引に解決するために行われた殺人事件は、その後の未来を変えることができたのでしょうか。講座では、史料の豊富な明治期に光をあて、島田一郎をはじめとする不平士族6名が大久保利通を暗殺した「紀尾井坂の変」(1878年)を取り上げます。歴史学研究で「if」を持込むことは厳禁ですが、事実をたどりながら「大久保利通が暗殺されなかったら」を考えて、〈歴史〉という山に別のルートで登ってみたいと思います。選択肢がいくつもあって、その一つを選んだことが目の前にある現実です。禁じ手の「if」から歴史を考え直すとどうなるのか、新たな試みをしたいと思います。講義で示す史料から皆さんも考えてみてください。

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日程
2020/2/27
曜日・時間
木曜 13:00~14:30
回数
1回
受講料(税込)
会員 3,080円 一般 3,630円
その他
窓口でお手続きされる方は、「歴史・文学・芸術・科学★29」のちらしをご覧ください。

講師詳細

原田 敬一(ハラダ ケイイチ)
大阪大学文学研究科博士課程修了(国史学専攻)。博士(文学)。日本近代史専攻。『週刊朝日百科 日本の歴史』編集委員、『地域のなかの軍隊』企画編集委員。著書に『日本近代都市史研究』『国民軍の神話――兵士になるということ』『日清・日露戦争』『「坂の上の雲」と日本近現代史』『兵士はどこへ行った 軍用墓地と国民国家』『「戦争」の終わらせ方』など多数。