遊牧王朝の足跡を追って 人文学への誘い~京都大学人文科学研究所協力講座

  • 古松 崇志(京都大学人文科学研究所准教授)
講師詳細

【講座内容】
中国東北部で10~12世紀に栄えた遊牧王朝契丹(きったん)の歴史は、かつては文献史料の不足のために謎に包まれていました。戦前、鳥居龍蔵をはじめとする日本人研究者たちが契丹遺跡の本格的な学術調査を開始し、この謎の解明に挑んできました。最近になって、中国で考古学の新発見があいつぐなか、日本人研究者も参画して、契丹の歴史・文化・言語の研究が大きく進展してきています。この講座では、契丹の考古遺跡のなかでも最も重要な皇帝陵に焦点を当てて、その調査・研究の歴史をふりかえるとともに、私自身の現地調査の知見を含めた最新の研究成果を紹介します。

【京都大学人文科学研究所】
京都大学人文科学研究所は、戦前に設立された東方文化研究所、西洋文化研究所と、旧京都大学人文科学研究所が合併し、1949年に京都大学の附置研究所として設置されました。アジア、ヨーロッパ、日本の文化に関する長い研究伝統を活かし、世界文化に関する総合的研究を行うことを使命とする、国内最大級の人文科学系研究機関です。

中途受講はできません

この講座は終了しました
日程
2019/9/14
曜日・時間
土曜 13:00~14:30
回数
1回
受講料(税込)
会員 2,916円 一般 3,456円
持ち物など
筆記用具
その他
・教材として資料をお配りする場合は、随時実費をいただきます。
・窓口でお手続きされる方は、「人文学2」のちらしをご覧ください。

講師詳細

古松 崇志(フルマツ タカシ)
博士(文学)。専門は中国史(10~13世紀)で、遊牧民を主体とする北方王朝と中国との関係についておもに研究している。主要著作に『中国経済史』(共著、名古屋大学出版会、2013年)、『金・女真の歴史とユーラシア東方』(共編、勉誠出版、2019年)、「鳥居龍蔵の契丹研究」(『鳥居龍蔵研究』3号、2015年)などがある。